ゆっくりではあるものの興味関心が次第に高まってきている電動バイク。近年、国産バイクメーカーも徐々に電動バイクの開発・販売をスタートさせている。先日、国内最大のラインナップを誇るホンダがパーソナル向けの電動モデル「EM1 e:」の発売を発表、「ちょうどe:(いい)Scooter」をコンセプトし、扱いやすいコンパクトなボディにシンプルなデザイン、そして新型の電動バイクとして30万円を切る価格もお手頃。ただ一充電あたりの走行距離は53km(30km/h定地走行テスト値)と心許なさを感じてしまう人もいると思う。
そこで、より実用的な電動バイクを手に入れたいという人に安心して使えるモデルを今回はご紹介。それが同じくホンダが展開している「e:ビジネスバイクシリーズ」である。これらはいままで法人向け販売となっていたモデルも、6月1日から全国のHonda二輪EV取扱店にて一般販売が開始(順次)されている。「ベンリィe:」シリーズ(4モデル)をはじめ、「ジャイロe:」と「ジャイロキャノピーe:」の計6モデルから選ぶことが可能。価格はバッテリーが2個(充電器も2個)となるため、少々高価となるが、すでに多くの企業等で活用されているため、耐久性や使い勝手はお墨付き。日常使いからビジネスシーンまで幅広く活躍してくれるモデルとなっている。
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スマートで使い勝手の良い「ベンリィe:」シリーズ
シンプル&スマートなボディに荷物が積みやすい広くフラットなリヤデッキと狭い場所や傾斜地等での切り替えしでの利便性を高めてくれる後進アシスト機能を採用した「ベンリィe:」シリーズ。原付一種の「ベンリィe: Ⅰ」と原付二種「ベンリィe: Ⅱ」が用意され、さらにその2つのモデルをベースに、大型のフロントバスケットをはじめ、大型リヤキャリア、ナックルバイザー、そしてフットブレーキを備えた「ベンリィe: Ⅰプロ」と「ベンリィe: Ⅱプロ」がラインナップされている。
動力用電源には交換が簡単にできる着脱式バッテリーを2個使用、「クリーン」で「静か」な優れた環境性能に加え、低回転からトルクのあるモーター特性を活かし、荷物積載時も力強くスムーズな発進と登坂を実現してくれる。LEDヘッドライトにシンプルで見やすいデジタルメーター、スマートフォン等の充電ができるアクセサリーソケット、そして傾斜地での駐停車に便利なフロントブレーキロックレバー等、便利な機能も充実している。
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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