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【来たれ!若きエンジニアたち】課題は「地球規模の問題を解決するアイデア」James Dyson Awardの挑戦者を募集中

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【来たれ!若きエンジニアたち】課題は「地球規模の問題を解決するアイデア」James Dyson Awardの挑戦者を募集中

世の中をこんな風に変えたい!あなたの中に眠っているアイデアで新たな扉を拓いてみませんか?
ジェームズ ダイソン財団が「問題を解決するアイデア」をアワード課題として、国際エンジニアリングアワード【James Dyson Award 2023 (以下JDA)】の募集を開始しました。エンジニアリング、デザインを学ぶ学生や卒業生にとって、世界を舞台に自らのアイデアを発表できる機会です。あなたらしいアイデアが社会を変えるかもしれません!

JDAのこれまでの歩みと強み

【来たれ!若きエンジニアたち】課題は「地球規模の問題を解決するアイデア」James Dyson Awardの挑戦者を募集中JDAは2005年より一貫して「問題を解決するアイデア」をテーマに掲げ、革新的で起業家精神に溢れたエンジニアリングやデザインを専攻する若者に挑戦を促してきました。過去の受賞者は、プラスチックのリサイクル(Plastic Scanner)、生分解性の素材(MarinaTex、AuREUS)、家庭用医療診断(Blue Box、HOPES)などのソリューションを開発。

これまでに390件の発明が賞金を獲得しており、過去のJDA国際受賞者の70%以上が受賞後自身のアイデアを飛躍させ、実装化することで成功を収めています。ジェームズ ダイソンは、地球環境問題や医療問題を解決するためには、より多くの革新的なアイデアが必要であり、若い世代がその答えとなり、変化をもたらすことができると考えています。

JDAテーマは「問題を解決するアイデア」社会にインパクトを与える挑戦者を募集!

【来たれ!若きエンジニアたち】課題は「地球規模の問題を解決するアイデア」James Dyson Awardの挑戦者を募集中国際最優秀賞受賞者は、ダイソン創業者兼チーフエンジニアのジェームズ ダイソン自身によって選出され、受賞者は資金援助や国際的なメディア露出の機会を得ることができ、アイデアを実装化するうえでの大きな第一歩を踏み出すことになります。

JDA を通じて受賞者が得られること

①更なる飛躍へのサポートとなる賞金:国内最優秀賞受賞者には5,000ポンド(約80万円)※1、国際最優秀賞受賞者には 30,000ポンド(約477万円)※1が贈呈されます。

②アイデアを多くの人に届ける機会:JDA の受賞発表後は、メディアだけではなく一般の人々や業界関係者からの関心が寄せられ、アイデアの実装化やネットワーク構築が期待されます。

③過去受賞者とのネットワーク:自身の発明を実装化させるため、過去の受賞者が繋がり、経験を共有し、メンターシップを検討するためのイベントやネットワーキングの機会を提供します。

※1: 参考金額: 1ポンド=159円受賞発表時の為替相場に応じて換算予定

国際優秀賞を選出する審査プロセス

応募作品は、外部の審査員とダイソンのエンジニアによって、まず国内レベルで審査されます。各対象国では、国内最優秀賞受賞者と国内準優秀賞受賞者が選出されます。国際審査となる第2審査では、ダイソンのエンジニアが、第1審査通過作品を審査し、国際 TOP20を選出します。最終審査では、ジェームズ ダイソン自身が国際 TOP20作品から国際優秀賞受賞者を選出します。

豪華なJDA2023 国内審査員

【緒方 壽人氏 デザインエンジニア/Takram】
ディレクター東大工学部からIAMAS、LEADING EDGE DESIGNを経てTakramに参加。月面探査車の意匠コンセプトから、メーカーの製品開発、ショップや展覧会のディレクションまで、デザイン、エンジニアリング、アート、サイエンスを行き来し領域横断的な活動を行う。近著に『コンヴィヴィアル・テクノロジー』。

【川上 典李子氏 デザインジャーナリスト】
デザイン誌「AXIS」編集部を経て 1994 年に独立。企業やデザイナーの取材、執筆を行うほか、2007 年より21_21 DESIGN SIGHTアソシエイトディレクターとしても活動「London Design Biennale 2016」日本公式展示キュレトリアル・アドバイザーを始め国内外でのデザイン展の企画にも関わっている。武蔵野美術大学工芸工業デザイン学科客員教授。長岡造形大学、桑沢デザイン研究所非常勤講師。

【八木 啓太氏 デザインエンジニア/Bsize(ビーサイズ株式会社)代表取締役】
2011年、ハードウェアスタートアップBsizeを設立。同年、世界で最も自然光に近いLEDデスクライト“STROKE“を上市し、たったひとりの家電メーカー「ひとりメーカー」として話題に。NHK連続テレビ小説「半分、青い。」で「ひとりメーカー」公証として制作協力。現在は、AI・IoT技術を応用した見守りロボットBoTシリーズを展開。JDA2006入賞。その他受賞歴に、Good Design賞、Red Dot賞、iF賞 等。

【菅原祥平 ダイソン社 デザインエンジニア】
ダイソン初の日本人デザインエンジニア。現在、英国マルムズベリーのNPI(New Product Innovation)所属。

JDA 受賞により、問題解決のアイデアを商業化するためのきっかけを得ることができます。例えば、2014年の国際最優秀賞作品である mOm Incubators は、最近、60台以上の保育器をウクライナと英国を含む他の2カ国に供給しました。彼らは、全体として1,000人以上の赤ちゃんの命に影響を与えたと考えており、「JDAがなければ、ここまで到達することはできなかったでしょう」と述べています。2016年、米国の国内準優勝賞を受賞した、安全な手洗いを促す子供用のカラフルなペン型石鹸“SoaPen”は発明を商品化し、アメリカのテレビ番組「Shark Tank」に出演しました。SoaPen は全米で6万本以上を出荷し、新色やボディウォッシュペンなど、製品ラインナップを拡充しています。

ここ日本から、世界へ衝撃を与えるアイデアを羽ばたかせるチャンスです!

【James Dyson Award 2023 開催概要】
募集課題: 問題解決のアイデア
応募締切(日本時間): 2023年7 月19 日(水)午後5時※2
応募対象: 18歳以上のデザイン、エンジニアリング(工学)、プロダクトデザイン、工業デザインを専攻する学生(専門学校、高等専門学校、短期大学、大学、大学院)や卒業・修了して4年以内の方
応募方法: JDA ホームページ にてユーザー登録後、必要提出物を所定フォーマットに入力して応募
応募詳細:https://www.jamesdysonaward.org/ja-JP/

※2:グローバル時間締切(PST): 7月19日(水)夜中

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