3.マイペースかつ気軽にバイクライフを謳歌したい人に「ロイヤルエンフィールド METEOR350」
ミッドサイズ(250~750cc)のモーターサイクル・セグメントに力を入れ、目下、若いライダーたちからの注目度が上がっているのが、イギリス発祥のロイヤルエンフィールド。先日発表されたばかりのフラッグシップクルーザーモデル「スーパーメテオ650」の弟分的モデルがこの「メテオ350(サンゴーマル)」。イージークルーザーとしてビギナーからベテランライダーまで、幅広い層に快適なクルージング体験をさせてくれる一台である。
クラシカルなクルーザースタイルに現代的な機能を搭載し、見事なマッチングが行われたモデル。シンプルで飽きのこないネオクラシカルなデザインのボディに搭載されるのは、349ccの空冷単気筒エンジン。トコトコという心地良い振動と軽快なサウンドが走る気持ちを盛り上げてくれる。
イージークルーザーと呼ばれているこのモデル、実際に跨ってみるとその楽さが分かる。アップライトなハンドルは扱いやすく、シートは足つき性の良さに加え、フィット感も高い、確かに安心してバイクライドを楽しめるセッティングとなっていて、人間工学恐るべしと感心してしまう。街乗りから高速ライドまでこなしてくれるが、正直、スピード感を楽しみたいという人向きではなく、“バイクで走る”こと自体に楽しみをたいという人向き。
このバイクを走らせていると本当にホッコリとさせられ、このバイクで旅をしたら楽しそうだなとも思わせてくれるような乗り味。海外モデルにしてはお手頃な価格帯も嬉しく、肩肘を張らずにバイクを楽しみたい。そんな風に考えるライダーには、きっと永く付き合うことができる良き相棒となってくれそうな一台かもしれない。
ROYALENFIELD METEOR350
¥710,600~
【スペック】
●全長×全幅×全高(mm):2140×845×1140 ●シート高(mm):765 ●総排気量(cc):349 ●エンジン:空冷4ストローク単気筒●最高出力(kw/rpm):14.9/6100 ●最大トルク(Nm/rpm):27/4000●車重(kg):191 ●燃料タンク容量(L):15 ●カラー:ファイヤボールレッド、ファイヤーボールイエロー、ファイヤボールブルー、ファイヤボールマットグリーン、ステラブラック、ステラブルー、ステラレッド、スーパーノヴァブルー、スーパーノヴァブラウン、スーパーノヴァレッド
問い合わせ:ロイヤルエンフィールド東京ショールーム TEL.03-5941-7444
公式ホームページ:https://www.royalenfield-tokyoshowroom.jp/index.html
取材・写真・文/安室淳一
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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