MonoMax(モノマックス) Web

モノマックス 人気記事ランキング

最新号のご案内

1月号通常号

1月号通常号

2024年12月9日(月)発売
特別価格:1,390円(税込)

最新号を見る

モノマックス最新情報をSNSでチェック!

  • MonoMax Web YouTubeチャンネルはこちら!
  • MonoMax Web LINE NEWS
  • MonoMax 公式Twitter 毎月豪華プレゼントキャンペーン実施中!
  • MonoMax メールマガジン 登録はこちらから
  • 田舎暮らしの本Web

© TAKARAJIMASHA,Inc. All Rights Reserved.

特集トレンドモノ3選

【最新バイクを徹底試乗】BMWほか 2023年注目の海外二輪モデルからバイクライフの“新相棒”探し!

執筆者:

海外ブランドはそれぞれ個性溢れるラインナップを揃える

この記事の画像一覧を見る(21枚)

海外モデルのバイクの魅力と言えば、デザイン性や一味違った乗り心地といった個性……そしてなにより愛着から湧く所有感に尽きる。バイクをステップアップさせていくという感覚がだいぶ薄れてきている現在、欲しいものを手に入れるのが当たり前になっているのであれば、自分自身が納得できて、満足できるものを手に入れるのが幸せなバイクライフに繋がるというもの。梅雨が明ければ、バイクが楽しいシーズンがやってくる。

今回はこの春に開催された日本自動車輸入組合(JAIA)輸入二輪車試乗会で気になったニューモデル3台をご紹介。新たなバイクライフの相棒に海外モデル、いかがでしょうか?

前編を読む

「チョイ乗りにちょうどいい」電動アシスト自転車開発から生まれた電動キックボード、デイトナモビリティ“DK01”は安心?快適?乗り物ライターが体験レポート

1.圧倒的な戦闘力の高さを誇るスポーツネイキッド「BMW MOTORRAD M1000R」

ハイパーネイキッドスポーツと呼ばれるM1000Rバイク乗りの憧れのブランドの筆頭として挙げられることも多い、世界中で愛されているドイツのモーターサイクルブランド、BMW MOTORRAD。その代名詞となっているのは、圧倒的な存在感と高い走破性が魅力となっているアドベンチャーモデルのGSシリーズ。だが先進のテクノロジーを搭載したスポーツモデルも人気。そして今年の注目は特別な「M」の名を冠した2台、M1000RRとM1000R。どちらを紹介しようとか悩んだ末、ネイキッドスタイルのM1000Rを選ばせてもらった。

高速域で威力を発揮するウイングは見た目のインパクトも大最高出力210馬力という圧倒的なパワーを誇るエンジン一目でインパクトを与える塊感のあるマッシブなボディ、さらにフロントの存在感を際立たせているのが、高速走行時に空力的にダウンフォースを発生させる羽根のMウイングレット。220km/hの速度域では前輪の荷重を11kg増加させて車体の安定性を向上させるというが、常用使用域ではそれを体感することはほぼできない。戦闘力の高さを頭では理解できるが、それよりもメカやマシン好きにとってはレースで戦える機能が備わっているということに満足感を得られる。正直この“翼”にテンションは上がった。

一度、車体に跨るとまずライダーとのフィット感の高いボディフォルムに感心 フィット感の高いシート、やや硬めの感触 一度、車体に跨るとまずライダーとのフィット感の高いボディフォルムに感心。足つきは830mm&やや幅広のシートということもあって、両かかとがギリギリ地面に着くという感じ。0から100km/hまでの加速がわずか3.2秒という前情報に少々緊張してはいたが、その加減は乗り手次第。

スポーツバイク特有の回転数の高いエンジン音に急かされることなく、まずはスロットルをゆっくりと開けていく。200kgのボディが軽やかに思えるほどシャープな加速、どこまで加速していくのかという怖さも少し感じた。だが、高性能の足まわりが安心感を取り戻してくれ、低速から高速まで、パワフルな走りを楽しむことができた。“速い&面白い”が率直な感想。

かなり高価な買い物になるが、その価値があるほどの刺激や満足感を得ることは確か。ただ、確実に高い自制心が必要な一台ではある。

*参考までに筆者の体型は日本人男性の中でも平均的な身長172cmの体重65kg

BMW MOTORRAD M1000R
¥2,652,000(税込)~

【スペック】
●全長×全幅×全高(mm):2085×850×1110 ●シート高(mm):830 ●総排気量(cc):999 ●エンジン:油冷/水冷4ストローク4気筒並列エンジン ●最高出力(kw/rpm):154/13750 ●最大トルク(Nm/rpm):113/11000  ●車重(kg):200 ●燃料タンク容量(L):16.5 ●カラー:ブラック・ストーム・メタリック/ライト・ホワイト

問い合わせ:BMWカスタマー・イントラクション・センター
TEL:0120-269-437
公式ホームページ:https://www.bmw-motorrad-sor.jp/

この記事のタグ

この記事を書いた人

安室淳一

ライター安室淳一

クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。

執筆記事一覧


Instagram:@freerider1226

Website:https://monomax.jp/

モノマックスの記事をシェアする

関連記事

「人気必至の国産中型バイク」アニバーサリーイヤーの2台が揃って登場!カワサキの新型ネオクラシックモデル“W230”“MEGURO S1”に大注目

「スズキの通好みネイキッド、トライアンフの王道クラシックほか」ひとクセあるけど絶対おすすめ!ジャンル別“プロが今乗りたい大型バイク”7選

「冒険心をかき立てる人気のバイク」アドベンチャースタイルに新風!? 軽二輪スクーター“ホンダ ADV160”がカラバリを刷新して登場

「大型バイク初心者必見!」スズキ、ヤマハ、BMW…初の大型で今選ぶべきはどれ?バイクのプロが激推しする最旬モデル3選を徹底解説

「これが最後の原付カブ」見逃し厳禁!ホンダが世界に誇るスーパーカブ50に“ファイナル・エディション”モデルが受注期間限定で登場

注目必至のe-bike“キックしない電動ボード”、ヤマハ「ワンランク上のミドルスクーター」ほか【乗り物の人気記事ランキングベスト3】(2024年10月版)

「天才たちのタッグで生まれた傑作」個性と機能に溢れる腕時計“ロベルトカヴァリ by フランクミュラー”がすごい!

「2025年 大ヒット商品予測」狭くてあきらめていた…けど置ける!東芝のドラム式洗濯乾燥機に“待望のコンパクトモデル誕生”売れる理由を徹底解説!

「2025年 大ヒット商品予測」話題のハンディガン“マイトレックスのリバイブ ミニ XS2”が絶対に売れる理由とは?5つのポイントで徹底解説!