メルセデス・ベンツ日本からCクラスセダンの限定車「C200 スポーツ エクスクルーシブリミテッド(Sports Exclusive Limited)」が登場した。そのモデル名が示すとおり、人気のCクラスセダンをエクスクルーシブに仕上げた特別仕様車で、コンパクトなCクラスの長所をそのままに、Sクラスのような「最上級のCクラス」に仕上げられている。
なお、この限定車については、先行販売として7月31日までオンラインショールームで予約を受け付け、8月1日以降は、販売可能な車両がある場合は全国のメルセデス・ベンツ正規販売店ネットワークでも注文を受け付ける。すでに納車の準備は進んでおり、7月中にも納車が開始される予定という。
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輸入車Dセグメントで高い人気を誇るメルセデス・ベンツCクラス
メルセデス・ベンツCクラスは1982年に「190クラス」として登場以来、動力性能や快適性、安全性などあらゆる面においてセグメントのリーダーとなっている。
2014年に登場した先代Cクラスはセダンとステーションワゴンを合わせて日本で累計約10万台以上を販売し、2015年から2019年まで年間の輸入車Dセグメント販売台数ナンバー1を達成、数々の賞を受賞するなど多くのユーザーから高い評価を得てきた。
現行のCクラスは、精度の高い安全運転支援システム、直感的な操作設定が可能な縦型の大型センターディスプレイ、行先案内が可能なARナビゲーション、生体認証によるシートポジションなど、フラッグシップモデルである新型Sクラス譲りの新技術を多数採用して2021年に登場。パワートレーンはBSG、ISG、プラグインハイブリッドにより、全ラインナップを電動化した。また、エクステリアとインテリアのデザインに新型Sクラス譲りの要素を取り入れながら、随所にCクラスらしいスポーティさを表現して高い人気を誇っている。
C200 アバンギャルドをベースにした「最上級のCクラス」
今回登場した限定車「C200 スポーツエクスクルーシブリミテッド」は、C200アバンギャルドがベース。エンジン単体で204PS(150kW)、300Nmを発生する1.5Lの直列4気筒ターボエンジンの「M254」を採用。これに最大で20ps(15kW)、208Nmのブーストと電気による緻密なサポートが可能となる「ISG(インテグレーテッドスタータージェネレーター)」を組み合わせたマイルドハイブリッド仕様となる。
もちろん、メルセデス・ベンツの最新の安全運転支援システム「インテリジェントドライブ」やMBUX(メルセデスベンツユーザーエクスペリエンス)、正確な配光が可能となる「DIGITALライト」は、C200アバンギャルドに標準装備されている。
限定車「C200 スポーツエクスクルーシブリミテッド」には、こうしたC200アバンギャルドの標準装備に加え、AMGラインエクステリアとブラックアクセントを施した19インチAMGマルチスポークアルミホイールを特別装備。
インテリアには、肌触りが滑らかで上質な「ナッパレザーシート」や、艶やかで華のある室内空間を演出する「ブラウンハイグロスアッシュウッドインテリアトリム」、身体と座面の間にこもった熱や湿気をシートに内蔵された複数のファンが除去する「シートベンチレーター(シートヒーター機能含む)(運転席・助手席)」を装備している。
さらに、開放的なインテリア空間を演出する「パノラミックスライディングルーフ」や高精細なナチュラルサウンドが楽しめる「Burmester 3Dサラウンドサウンドシステム」も装備、まさに「最上級のCクラス」となっている。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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