使って実感!ダイソンV8を買わない理由がなくなった
現在の掃除機マーケットは、従来のキャニスター型モデルから、コードレスでいつでも手軽に使えるスティック型掃除機に人気が移行しています。なかでもダイソンは積極的にコードレスモデルをリリースしており、今年も「ダイソンV8シリーズ」を発売しました。今回は「Dyson V8 Fluffy」を実際に使い込んでみたので、そのレビューを書いてみます。
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先に結論を言ってしまうと、コードレスモデルの欠点を克服したこのモデル、買わない理由がなくなりました。その理由は……
①従来の「V6」に比べて、吸引力が15%アップしています。
もともと吸引力には定評のあるダイソンですが、さらに向上しています。フローリングにまいたごみを掃除してみると、ヘッドの通ったところだけがきれいになっています。フローリングの溝部分に入り込んだごみもきれいにとれているのは、特に驚きました。わが家の旧式キャニスター型サイクロン掃除機よりも圧倒的にきれいになります。コードレス掃除機のイメージを一新する強力な集塵力です。
②「爆音」といわれることの多い動作音も静かになっています。
同社によると運転音は50%低減(MAXモード時)しているそうで、音質面でも工夫され、耳につくノイズも減って、明らかな違いを感じます。
③バッテリ駆動時間が大幅に伸びています。
従来の20分から2倍の約40分の運転が可能になっています(通常モード使用時、MAXモード時は7分)。40分あれば、わが家の約75平米のマンションならフルに掃除しても十分でした。
今まで「短時間しか使えないから」という理由で、コードレス掃除機が敬遠されることもありましたが、この駆動時間なら多くの家庭では問題なく使えると思います。コードのついたキャニスター型と使い分けなくても、これ一台で済ませるということが可能になりました。
④細かい使い勝手が向上しています。
ごみを捨てるときの構造が新しくなり、レバーを引っ張ると、内部のメッシュ部分(シュラウド)に付いたごみをこそげ取りながら、ごみの入ったダストピンのふたが開く仕組みになりました。これによって、メッシュ部分についたごみを手で掃除する必要がなくなりました。
また「Dyson V8 Fluffy」は、ソフトローラークリーナーヘッドのほかに、ミニモーターヘッドやコンビネーションノズル、隙間ノズルなどが付属しています。これらヘッド交換もボタンをワンプッシュするだけで簡単に外せるようになりました。おかげでハンディクリーナーとしての使い勝手も上がりました。
またMAXモードとの切り替えも、従来は背面にあったスイッチが、手元に異動して、簡単に切り替えられるようになっています。
とても細かいようですが、毎日使う道具だからこそ、こうした小さな使い勝手の向上がとても重要に感じられます。
ということで、ダイソンならではの吸塵力と長時間駆動によって、コードレス掃除機の持つ欠点を克服した「ダイソンV8シリーズ」。掃除機選びの際には選択肢の最上位になりそうです。
ダイソン
「Dyson V8 Fluffy」
¥76,800
http://www.dyson.co.jp/
ライター/栗山琢宏
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