バイク好きだけでなく、バイクを良く知らない人でもその名を知っている米国が世界に誇るモーターサイクルブランド「ハーレーダビッドソン」。スポーティなモデルから重厚なクルーザーモデル、そしてトライク(3輪)モデルまで、幅広いラインナップを揃えているが、その中でも最上級となるのがCVOシリーズ。
CVOシリーズはハーレーダビッドソンがプロデュースしているファクトリーカスタムで、CVOとはカスタム・ビークル・オペレーションの略。純正パーツでのカスタムをはじめ、特別な塗装が施され、エンジンや先進技術等にもこだわって仕上げられているプレミアムな限定生産モデルとなっている。確かに高級車ではあるが、一生モノのバイクを手に入れたい、そんな人にはまさにうってつけの一台となっている。
CONTENTS
「スズキの通好みネイキッド、トライアンフの王道クラシックほか」ひとクセあるけど絶対おすすめ!ジャンル別“プロが今乗りたい大型バイク”7選
新モデルはCVOストリートグライド&CVOロードグライド
新たに登場したCVOモデルは、雄大なボディにパワフルなエンジン&豪華機能を搭載し、快適なロングツーリングを実現してくれるツーリングファミリーに属するストリートグライドとロードグライドの2モデル。
ストリートグライドはバットウイングと呼ばれる伝統的なスタイルのフェアリングを特徴とし、一方、ロードグライドはサメの先端に似ていることからシャークノーズフェアリングと呼ばれる前衛的なフェアリングを備えた個性とインパクトを放つフロントマスクが特徴。ストリートグライドはフェアリングがハンドルマウント、ロードグライドはフェアリングがフレームマウントとなり、ハンドリングの感覚は異なるが共にツーリングファミリーの中でも軽快な走りを楽しむことができるモデルとして人気が高い。
スタイルも乗り心地も大きく進化
これまでのグランドアメリカンツーリングモデルという印象から大きな進化を遂げている。特に両モデルのフロントマスクは、大型フェアリングには風を取り込むベンチレーションが内蔵され、ヘッドライトはLEDターンシグナルを内蔵したLEDシグネチャーライトを採用し、機能性を高めるとともに、先進的な雰囲気もプラスされている。
その他にもトリミングされたフロントフェンダーや特徴的なサイドベベルを持つ新しい22.7Lの燃料タンク、そしてフェアリングや燃料タンクと調和させた立体形状のサドルバッグなども新たな特長となっている。またシート形状やパッドの素材もアップデートされ、ロングライドの快適性がアップし、安心感のあるシート高設定(ストリートグライド715mm、ロードグライド720mm)となっている。さらにシート下にヒートギア用の配線済み接続口(2箇所)やヒートグリップ(グリップもしくはインフォテイメントディスプレイでの調整可能)も標準装備となっている。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする