過去最大排気量を誇る新型エンジン
存在感溢れる重厚なボディに搭載されるのは、ハーレー過去最高の排気量 1977cc を誇る新たな空冷Vツイン「Milwaukee-Eight® VVT 121 エンジン」。可変バルブタイミング(VVT)に加え、新たな吸気路とパフォーマンスエキゾーストシステムを備えたシリンダーヘッド冷却システムの改良によって、高いパフォーマンスを実現。従来のMilwaukee-Eight® 117エンジンからトルクは約8%、馬力は約9.5%アップし、またVVTによってパワーバンドを広げてトルクマネジメント効率を高めたことで燃費も従来モデルよりも約3〜5%ほどアップしている。
さらに排気バルブ部分に焦点を当てた冷却システムの改良によって、低速走行時や炎天下でのライダーへの熱対策も改善、そして新型フェアリング&調整可能なエアコントロールベーンによって空力性も改善し、同等の2022年モデルと比較して振動が平均60%減少(風洞実験時)している。
快適な走りを支えるハイスペックな足まわり
足元に存在感を示すホイールCombo Cast Lacedは、ブラックのマシンカットされたアルミ鋳造リムと レース状のスポークホイールで大胆なカスタムスタイルを表現、各モデル共通で細部までこだわった標準仕様のダークプラチナ/ピンストライプとハンドペイント仕上げのウイスキー/レイヴンメタリックの2種類のカラー用意されている。
そして快適な走りと安全に寄与する足まわりには、高性能なSHOWA製サスペンションとブレンボ製のブレーキを備える。フロントサスペンションは倒立フォークを採用、またリヤサスペンションのトラベル量は従来のモデルと比較して50%増加して快適な走りを向上させている。安全性に関してもフロントデュアルディスクブレーキはラジアルマウントのキャリパーを採用し、優れたブレーキフィーリングと性能を発揮して、信頼性を高めている。
そのほか、両モデルには最新の電子制御を使用したシチュエーションに応じた最適な走りを得られるライドモードやハーレーダビッドソン最新の安全性能パッケージRider Safety Enhancements、また12.3インチのTFTカラータッチスクリーンはWi-Fi接続によってライダーのデバイスとも接続可能で、さらにUSB-C接続やプレミアムなサウンドをライダーに提供してくれるRockford Fosgate® Stage II 4 スピーカーオーディオシステムも備え、バイクライドをワンランク上の快適なものにしてくれるプレミアム&コンフォートなモデルとなっている。
CVOストリートグライド&CVOロードグライド スペック
HARLEY-DAVIDSONCVO ストリートグライド
全長(mm):2410
シート高(mm):715*無負荷状態
総排気量(cc):1977
エンジン:Milwaukee-Eight VVT 121
燃料タンク容量(L):22.7
車重(kg):380
価格:¥5,497,800(ダークプラチナ/ピンストライプ)、¥6,212,800(ウイスキーニート/レイヴンメタリック)
HARLEY-DAVIDSONCVO ロードグライド
全長(mm):2265
シート高(mm):720*無負荷状態
総排気量(cc):1977
エンジン:Milwaukee-Eight VVT 121
燃料タンク容量(L):22.7
車重(kg):393
価格:¥5,497,800(ダークプラチナ/ピンストライプ)、¥6,212,800(ウイスキーニート/レイヴンメタリック)
問い合わせ:ハーレーダビッドソン カスタマーサービス TEL:0800-080-8080
公式サイト:www.harley-davidson.com/jp
取材・文/安室淳一 写真提供/ハーレーダビッドソンジャパン
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この記事を書いた人
ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
Instagram:@freerider1226
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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