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【乗ってみた】販売絶好調のスバルを支える“縁の下の力持ち”。フォレスターは国産車屈指の実力派SUV!

スバルの販売が絶好調です。最近発表される販売台数は毎回のように「過去最高」と謳われていますし、現在はほとんどの車種が人気で納車待ちなっているのだとか。かつては「ラリー」や「4WD」、「水平対向エンジン」といった実直な技術イメージが先行し、クルマ好きのなかでも特にメカマニアから好まれたブランドですが、近年は国産メーカー屈指の「SUV」ブランドとして、日本はもとより北米などでも高い人気を誇っています。

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そんなスバルSUVの原点ともいえるのが、このフォレスターです。初代モデルがデビューしたのが1997年。すでに現行型で4代目となる古参のクロスオーバーSUVですが、スバルが得意とするオフロード性能の高さに加え、高速道路をはじめとしたオンロードでの走行性能も重視した、柔軟性の高い走りが特徴のモデルへと進化しました。

 

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車名には「森の人」という意味があるそうで、まさに森や山でのアウトドアにもぴったりなクルマです。スバル車のなかで最も最低地上高が高く、悪路走破性能が優れているうえに、ラゲッジルームも広いので、たくさんの道具を積んで出かけられます。

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また、現行型の登場は2012年ですが、昨年2015年末にまるでフルモデルチェンジのような大幅なマイナーチェンジが実施されています。フロントフェイスを近代的で高級感のあるデザインへと変更し、インテリアも素材などを変更して質感を向上。さらに、自動ブレーキシステム「アイサイト」をはじめとする先進安全装備も大幅に進化させました。

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これだけでもマイナーチェンジ前に購入したオーナーを悔しがらせますが(苦笑)、一番違いを感じるのは走りです。新旧比べて乗るとよくわかりますが、走行性能は向上し、乗り味がしなやかでマイルドになりました。また、エンジンは力強さが増し、トランスミッションの制御もかなりスムーズに。オフロードが得意なクルマながら、上質感もたっぷり。週末のアウトドアを趣味にしている大人が乗るモデルとしてふさわしい一台です。

 

 

 

 

TEXT/安藤修也(フォッケウルフ)

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