【集中連載】今語りたい名車 Car No.10 ミニ クロスオーバー クリーンディーゼル
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
このたび、当連載がめでたく25回を迎えます。
そこで、これまで当連載で扱ってきた名車を本ブログにて1台ずつご紹介。
「ユニクロの40周年感謝祭」冬支度を加速させる“暖かい”ダウンパーカ、ヒートテックがお買い得価格に!初期ロゴが懐かしい周年アイテムも見逃せない
第10回の名車はミニ クロスオーバー クリーンディーゼルです。
大きくなってもディーゼル搭載でも
筋の通った世界観にブレはなし!
2001年に登場したリバイバル版ミニ。
現行モデルはそこから数えて3世代目となるが、今回のミニ・クロスオーバーは2世代目だった時代の2010年にデビューした、ミニのSUV的存在として生産が続けられている。
ミニの基本的なモデルよりおよそ30cm以上長く10cm幅広く10cm以上背の高いボディは、歴史的名車であるオリジナル・ミニ
の1.3倍ほどの大きさにも及ぶが、そのぶん室内は大人4人がくつろげるほどの広さを手に入れたし、容量350~1170Lとかなり実用的なラゲッジスペースも手に入れた。
今回の取材車両であるクーパーSDは、昨年秋にラインナップに追加されたディーゼルエンジン搭載のスポーツグレード。
ゴーカート感覚と評されたクーパーS用シャシーに143ps/31.1kgmの2リッター直4ディーゼルターボを搭載する。
またひとつ下に112ps/27.5kgmのクーパーDと呼ばれるモデルもラインナップされている。
●ここにも注目!
現行ラインナップ最大のボディサイズと5つのドアを持つことで、ミニの名を持つクルマの中で最も高い実用性を誇るクロスオーバー。
143ps/31.1kgmのディーゼルユニットは、JC08モードで16.3km/Lと燃費もなかなか良好だ。
取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2015年時点のもの)
■関連記事
ビームスライツのBIGバッグインバッグは本誌付録史上最高級の出来です!【MonoMax8月9日発売号特別付録】
モノマックスの記事をシェアする