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【集中連載】今語りたい名車 Car No.11 ルノー ルーテシア

「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
このたび、当連載がめでたく25回を迎えます。
そこで、これまで当連載で扱ってきた名車を本ブログにて1台ずつご紹介。

第11回の名車はルノー ルーテシアです。

成熟期を迎えたルノーデザインを体現
乗り味も心地いい実用ハッチバック!

IKE_9567_01

2012年夏にフランス本国でデビューを果たした、4代目ルノー・ルーテシア。
その最大の特徴は、2010年にお披露目されたコンセプトスポーツカー、デジールのエッセンスを実用ハッチに盛り込んだ大胆
なスタイリング。
曲線と曲面で構成された躍動感のあるエクステリアは、ルノーの新世代デザインの第1弾として位置付けられ、後の様々なモデルの基礎とされるものだった。
日本への導入は2013年夏からで、ラインナップのメインとされたのは、120ps/19.4kgmを発揮する直列4気筒の1.2リッター直噴ターボと6速のデュアルクラッチトランスミッションを組み合わせたモデル。
今回の撮影車両であるインテンスという仕様は、その中で最も装備類が充実した上級グレードであり、17インチホイールや各種クロームパーツが与えられるなど、最もルックスにこだわったモデルでもある。
価格は244万8000円。

●ここにも注目!

IKE_9641_01

IKE_9564_01 IKE_9612_01

車体色と内装色のコーディネートが楽しめるのはインテンスのみ。
室内のクオリティは先代までよりだいぶ高くなっている。
1.2ターボエンジンはスポーツエンジンではないが、軽やかで粘り強く扱いやすい性格である。

取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2015年時点のもの)

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