第4位:四万十川沿いの風景の中を爽快な風を感じながら走る!「しまんトロッコ」(JR四国)
JR四国「しまんトロッコ」/運行区間:宇和島~窪川
写真提供:JR四国
緑あふれる四万十川沿線の風景に映える山吹色のボディが印象的なトロッコ車両。2013年10月のリニューアルから今年で10周年を迎える。窓のない開放的なトロッコは爽快感抜群!トロッコ乗車区間は江川崎~土佐大正間。
ウッドで統一されたあたたかみのある車内は開放感がすばらしい。トロッコ車両を牽引する専用気動車も山吹色で統一されている。
予土線3兄弟の長男である「しまんトロッコ」。トロッコ車両ならではの爽快な風を感じながら直に眺める四万十川沿線の風景は格別だ。
「2軸のトロッコ車両の独特な乗り味と、大自然の空気を満喫できるのが魅力。非日常感を思う存分楽しめます。予土線の高知県内は日本随一の清流である四万十川に沿って走っていますし、愛媛県内ものんびりとした里山風景の中を走っていて、時間を忘れさせてくれます」(松沼さん)
第3位:変化に富んだ海の車窓を楽しみながら西九州のおいしいものも欲張りに!「ふたつ星4047」(JR九州)
JR九州「ふたつ星4047」/運行区間:武雄温泉~長崎
写真提供:JR九州
佐賀県と長崎県という九州の観光における2つの星をキハ40、47形の車両で巡りながら西九州エリアの魅力を堪能できるD&S列車。有明海コースと大村湾コースの海に面した2つの運行ルートから、目的地に合わせてルートを選べる。
2号車に設けられた「ラウンジ40」には、ゆったりくつろげるソファ席や窓側を向いたカウンター席を設ける。ビュッフェでは沿線の飲食品が販売され、スイーツや日本酒サーバーも用意。
白を基調とした車両が映える。
大村湾コースのみで販売される出来たてでしか味わえない熱々の「長崎スフレ」は、久野さんもおすすめの一品。
西九州の海めぐり列車をコンセプトに、2022年9月23日に運行開始した「ふたつ星4047」は、日本一の干満差を誇る有明海や、波静かな大村湾など、季節や時間によって変化する海の車窓が醍醐味だ。
「白くてかわいい車体は、『はやとの風』を改造したもので、懐かしさと新しさがあります。一両目に2つの星をデザインした愛らしい外観はインスタ映えもばっちり。大村湾沿いを走行する午後便の大村湾コースでは、美しい夕暮れ風景に心を打たれます。ラウンジでいただくスイーツやお酒も魅力です。長崎市内にある洋菓子店『ママン・ガトー』の人気メニューを車内販売用にアレンジした『長崎スフレ』が絶品でした」(久野さん)
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