3. 塩あめ
熱中症対策には塩分補給も重要です。汗をたくさんかいて脱水状態になってしまった場合、身体からは水分に加え、ミネラル分も失われてしまっています。この状態で水分だけを補給すると「低ナトリウム血症」になってしまう恐れがあります。「低ナトリウム血症」は頭痛や吐き気、意識障害などを引き起こすことも。また、塩分を摂取すれば体内から出ていく水分を少なくすることができるため、脱水症状を防ぐこともできます。
水分と一緒に、手軽に塩分を摂取できる塩あめを口にすることで熱中症を防ぐことができるんですね。
4. カップ味噌汁
意外な感じがするかもしれませんが、熱中症対策にはお味噌汁も有効です。味噌汁にはアミノ酸・水分・塩分・ミネラルなどが含まれているので、1杯飲むだけでも十分な栄養補給になります。特に野菜やお豆腐入りのものを選べば、たんぱく質やビタミンも摂れます。自分でつくるのはちょっと面倒だな、という時でもコンビニならカップ入りの味噌汁が売られているので、お湯を注ぐだけでOK。暑い時に温かい味噌汁に抵抗がある場合は、少量のお湯で溶かした後に大量に氷を入れて「冷やし味噌汁」として飲んでもいいですね。
5. 制汗シート
一般的には汗をかいた場合にスッキリする&ニオイを防ぐためのアイテムとして知られていますが、制汗シートは熱中症の際にも活躍します。
汗をかいた場合、乾いたタオルで拭いてしまうと、せっかく身体が「皮膚で汗を蒸発させて体温を下げよう」とした働きを邪魔し、体温が下がりにくくなってしまいます。そのため、身体が熱を持って汗をかいている場合は制汗シートのような水分を含んだもので身体を拭くのが良いとされています。
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この記事を書いた人
ライター松本果歩
インタビュー・食レポ・レビュー記事・イベントレポートなどジャンルを問わず活動するフリーランスライター。コンビニを愛しすぎるあまり、OLから某コンビニ本部員となり店長を務めた経験あり。日本酒・焼酎・発酵食品が好き。
Twitter:@KA_HO_MA
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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