「悲しいことがあった日でも偶然の出会いが勇気をくれます!」(女子鉄アナウンサー/久野知美さん)
見ると幸せになれる、といわれているドクターイエロー。子どもからお年寄りまで虜にする国民的スター感は、芸能界でいえばタモリさんだと思うんです(笑)。ダイヤが開示されていないミステリアスなその存在は、狙っていてもなかなか会えないもの。
これまで7回ほど会えたのですが、一番の思い出は5年前のことです。前日にかわいがっていた愛犬を亡くし、悲しみに打ちひしがれていたんです。けれども、それで仕事を休むわけにはいかず、後ろ髪を引かれる思いで東京から広島に向かったところドクターイエローが待っているという奇跡が……! 天国の愛犬が「頑張ってね」と引き合わせてくれたかのような出会いに、とても励まされました。あのときの感動は忘れられません。
「出張先の名古屋駅ホームでまさかまさかの鉢合わせ!! 手前に映っているのはN700A。夢の3ショットが撮れました!」
「2018年に仕事で向かった広島駅で遭遇。前⽇に亡くなった愛犬が引き合わせてくれたんだなと、力強いパワーをもらえました」
女子鉄アナウンサー/久野知美さん
大阪府出身。フリーアナウンサー、タレント。タモリ電車倶楽部会員No.024。筋金入りの鉄道好きとして知られ、東武鉄道、西武鉄道などの車内放送も行う。『友近・礼⼆の妄想トレイン』(BS⽇テレ)、『Let’sトレ活!』『鉄道伝説』(ともにBSフジ)、『ハーフタイムツアーズ』(テレビ東京)、『サタデーステーション』(テレビ朝⽇) 公式Youtube ほか多数出演中。
「取材で車内に入ったときは天にも昇る気持ちでした!」(鉄道ジャーナリスト/松沼 猛さん)
ドクターイエローをはじめて知ったのは子どもの頃に見た雑誌です。当時はドクターイエローとは呼ばれていなかったような気がしますが、黄色い車体は強く印象に残っています。
鮮烈な車体カラーが一番の魅力だと思いますが、鉄道雑誌に携わるようになり、検測方法やその精度の高さなどを知るにつれて、ますます好きになりました。ドクターイエローは日本が世界に誇れる新幹線です。新幹線の安全・安定運行はドクターイエローなしには語れません。
「ドクターイエローは一般公開イベントでも大人気。2016年にはじめてドクターイエローの車内に入ったときは大興奮でした」
鉄道ジャーナリスト/松沼 猛さん
1968年生まれ、大阪府出身。2008年から『鉄道のテクノロジー』編集長を務めた後、2013年5月に独立。現在は子ども向け鉄道誌『鉄おも!』編集長のほか、鉄道専門誌やウェブにも多数寄稿している。
文/伊藤伊万里 編集/岡藤充泰(ライトアウェイ)
※『MonoMaster』2023年7月号より。情報は雑誌掲載時のものになります
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