もうひとつの特徴が、底部内側に折り込むようにしてマチがついたフラットボトム形状を採用したこと。それによって荷物が少ないときはフラットなフォルムで、多いときは横にふくらんで自立させられるようになっています。けっこうこのディテールが効いていて、シンプルな見た目を維持しながら使い勝手のよさを大幅に高めていると感じました。レンズをつけた一眼カメラなんかも普通に入ります。
外側正面にはポケットを装備。マグネットが使われていて、クイックにアクセスできるようになっています。
スマホや財布、ワイヤレスイヤホンなんかを入れておくのに重宝しますね。マグネットの強さも確かで、しっかり閉じられます。
製品単体でも便利ですし、旅行にいく際にはバッグインバッグとしても活躍しそう。基本的にはシンプルな袋の構造ですので、替えの下着をまとめたり、お出かけ用の荷物をまとめておいたりとさまざまな用途で活用できます。
【総評】この実力、“近藤選手級”のユーティリティープレーヤーだ!
ちょっと小柄だけど、とてつもない実力を秘めたユーティリティープレーヤー。このスタッフバッグの実力を知ったとき、私の脳裏に浮かんだのは多彩なポジションを守れるうえに驚異的な出塁率を誇る福岡ソフトバンクホークスの近藤健介選手でした。頼りになるんです。
また、モノリスというブランド自体も頼りになります。新しいブランドではありますが、母体はランドセル製造で知られるセイバンで、長年にわたるバッグ作りのノウハウが活かされているから。このスタッフバッグにも、そうした技術やアイデアが詰め込まれているのだと感じました。
モノリス アオヤマ
TEL:03-6805-0638
構成/横山博之 撮影/村本祥一(BYTHEWAY) スタイリング/小林知典
特集・連載記事をチェック!
『MonoMax』編集長・奥家がいま一番気になるモノやトレンドを紹介する連載企画。
ファッション、クルマ、アウトドア、家電、時計……などなど、あらゆるジャンルを担当してきた「目利き」奥家が注目する新作とは? “買い”な注目作の魅力を余すことなくレビューします!
この記事の画像一覧
この記事のタグ
この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする