マツダ CX-5、CX-30の一部改良とともに登場した特別仕様車「レトロスポーツエディション(Retro Sports Edition)」がマツダの新しい魅力となるのではと注目を集めている。実はCX-5、CX-30と同時に、マツダ3にもこの特別仕様車「レトロスポーツエディション」は設定されている。マツダは「2030年に向けて『ひと中心』の思想のもと、人々の日常や移動することの感動体験を創造し、誰もが活き活きと暮らす『愉しさ』と『生きる歓び』を届けていくことを目指す」としているが、この特別仕様車「レトロスポーツエディション」はどういうモデルなのだろうか。
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レトロモダンの世界観をテーマにした新しい仕様を提案
「レトロスポーツエディション」は、レトロモダンの世界観をテーマにスポーティさを融合した特別仕様車。
エクステリアは、ジルコンサンドメタリックをイメージカラーとしてドアミラーやホイール、シグネチャーウイングをブラックで統一。インテリアは、レトロな雰囲気を醸し出すテラコッタカラーとスポーティーさを際立たせるブラックを組み合わせたコーディネーションとし、各所にテラコッタカラーのステッチを施すとともに、スウェード調生地のレガーヌをシート中心部に使用した、2トーンのシート(合成皮革)を採用した。
現在のラインナップではブラックを基調としたスポーティグレードが人気となっているが、その人気動向をふまえながら、新たな選択肢、マツダの新しい個性として提案する。
上質な仕立てのほか、充実した装備と特別な価格も魅力
■マツダ CX-5 特別仕様 レトロスポーツエディション ラインナップ
20Sレトロスポーツエディション ¥3,426,500
20Sレトロスポーツエディション(4WD) ¥3,657,500
XDレトロスポーツエディション ¥3,745,500
XDレトロスポーツエディション(4WD) ¥3,976,500
CX-5 レトロスポーツエディションは特別装備として、フロント&リアバンパーガーニッシュ、クラッディング塗装、ボディロアガーニッシュ、ピラーガーニッシ(ピアノブラック)、サテンクロームメッキ加飾(パワーウィンドウ/ドアミラーコントロールスイッチ)、7インチマルチスピードメーター(TFTカラー)、オーバーヘッドコンソールLEDダウンライト、運転席/助手席バニティミラーLED照明を追加装備する。
■マツダ CX-30 特別仕様 レトロスポーツエディション ラインナップ
20Sレトロスポーツエディション ¥3,166,900
20Sレトロスポーツエディション(4WD) ¥3,403,400
XDレトロスポーツエディション ¥3,441,900
XDレトロスポーツエディション(4WD) ¥3,678,400
一方、CX-30 レトロスポーツエディションは特別装備として、インパネデコレーションパネル、インテリア加飾(ガンメタリック)、ドライビングポジションサポートパッケージ、フレームレス自動防眩ルームミラー、LEDマップランプ、BOSEサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)+12スピーカーを採用するのが特徴となる。
■マツダ3 特別仕様 レトロスポーツエディション ラインナップ
●ファストバック
15Sレトロスポーツエディション ¥2,850,100
20Sレトロスポーツエディション ¥2,984,300
20Sレトロスポーツエディション(4WD) ¥3,220,800
XDレトロスポーツエディション ¥3,259,300
XDレトロスポーツエディション(4WD) ¥3,495,800
Xレトロスポーツエディション(4WD) ¥3,902,800
●セダン
20Sレトロスポーツエディション(4WD) ¥2,984,300
XDレトロスポーツエディション ¥3,259,300
マツダ3 レトロスポーツエディションの特別装備はCX-30と共通部分が多いが、インパネデコレーションパネル、インテリア加飾(ガンメタリック)、ドライビングポジションサポートパッケージ、フレームレス自動防眩ルームミラー、LEDマップランプ、BOSEサウンドシステム(AUDIOPILOT2+Centerpoint2)+12スピーカーを装備するほか、マツダ3ファストバック 15S レトロスポーツエディションでは、前側方接近車両検知、クルージング&トラフィックサポート、交通標識認識システム、アダプティブLEDヘッドライト、バーグラアラームシステムなども追加される。
文/近藤暁史 写真/マツダ
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
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