【集中連載】今語りたい名車 Car No.22 アバルト 595 コンペティツィオーネ
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「
山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
このたび、当連載がめでたく25回を迎えます。
そこで、これまで当連載で扱ってきた名車を本ブログにて1台ずつご紹介。
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第22回の名車はアバルト 595 コンペティツィオーネです。
クルマが本当に輝いていた時代を
体験できるホットハッチ
フィアット500をベースとしたスポーツモデルとして、アバルト500シリーズがデビューしたのは2008年のこと。
当初は1.4リッター+ターボの135ps仕様のみだったが、その後バリエーションを拡大し、現在では135ps仕様をスタンダードとし、2シーターの超軽量ボディに190psを積んだナンバー付きサーキット向けモデルまで、5グレードが用意されている。
595コンペティツィオーネはリアシートを持つ標準型ボディの最も高性能なモデル。
エンジンはタービンの変更などで180psまでパワーが引き上げられ、それに対応すべくコニFSDダンパーやブレンボ製ブレーキなどでシャシーのチューンナップも行われている。
トランスミッションは5速のマニュアルと2ペダルのAMTからチョイスすることができる。
MT仕様は本国と同じ左ハンドルも選ぶことができる。
価格はMTが353万1600円、AMTが369万3600円。
●ここにも注目!
180psまでパワーアップされた1.4ターボは、フィーリングも得られる加速感も、とにかく刺激的。
フィアット500をベースに巧みにアレンジされたエクステリアも、“走り”を意識したしつらえのインテリアも美意識に溢れたモノ。
小型車にありがちな安っぽさは皆無だ。
取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2016年本誌掲載時点のもの)
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