今や、誰しもが欠かすことのできない“SDGs”への配慮がなされた、魅力的なモノやサービスを紹介していく当連載。今回取り上げるのは「オニツカタイガーの新作スニーカー」です。
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『SDGs』を今一度おさらい!
2015年9月の国連サミットで採択された持続可能な開発目標。「貧困」「持続可能な消費と生産」「気候変動」など17のゴールと169のターゲットから構成される。2030年が達成年限。
ONITSUKA TIGER /MEXICO 66TM CACTFULTM 各¥16,500
問い合わせ:オニツカタイガージャパン お客様相談室 https://www.onitsukatigermagazine.com/store/
この巡り合わせは運命だったのかもしれない。1966年、メキシコで開催されるスポーツの祭典に向けて当時の新作シューズに導入された「メキシコライン」。そのひとつをモチーフとした「メキシコ66」は、オニツカタイガーを象徴するモデルとして成長し続けている。そして誕生から半世紀以上経た2023年、同じメキシコの地で生まれた新素材「DESSERTO」を活用した新モデル「メキシコ66カクトフル」を発表した。
「DESSERTO」とは有機栽培されたサボテンと植物由来のバイオポリウレタンをベースに、メキシコのエイドリアン アンド マルテ社が開発したビーガンレザー。有害な化学物質を使わず、水の消費量も比較的少ないため、環境に配慮したバイオ素材として世界的に注目されている素材だ。さらにはインナーソールやシューレースなどの他パーツ部分にもリサイクル素材を採用し、環境負荷の低減に努めている。
ニュートラルなワントーンで表現されたカラーリングも環境への配慮を意識したもので、SDGsで掲げた目標を果たそうとするオニツカタイガーの意思を示しているようだ。サボテン由来のスニーカーで、次の世代へと渡り歩いていく。
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この記事を書いた人
ライター横山博之
カバン、時計、ファッションなど男性のライフスタイルを彩るモノを領域とするライター。デザイナーや職人などモノづくりに関わるキーパーソンへのインタビュー経験も豊富。時代の先端を行く技術やカルチャーにも目を向ける。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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