英国王室御用達レザーグッズを取り扱う格式高いブランド「エッティンガー」。日本には1999年に上陸しました。なんと、銀座店は世界でただひとつの直営店なんです。今回は、このエッティンガー銀座直営店にて、数量限定となる新作が発売されるとのことで、注目してみました。
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英国紳士らしさ溢れるカラーリングが特長!素材の組み合わせも味わい深い
今回ご紹介する新作の外見には、オリジナルのブライドルレザーが採用されています。硬質で凛としたイメージを持つ人もいるかもしれませんね。そして、中はカーフ。ブライドルレザートと打って変わって、しなやかで柔らかくツヤがある革です。まず、この外見と中身のギャップに惹かれるのではないでしょうか。
摩擦や温度などで、硬質なブライドルレザーが手に馴染んでいく様子もうっとりしてしまいそう。経年変化を楽しめる大人な財布となっています。
また、英国紳士らしさ溢れるカラーリングにも着目したいところ。外見はネイビーが基調となっているのですが、中を開けるとミッドナイトブルーが表れます。フォーマルウェアのカラーといえばブラックでは?と感じるかもしれません。しかしながら、実はかつてはミッドナイトブルーが正統とされたこともあったのだとか。パーティなどの照明の下では、ブラック以上にブラックに見える、というのが理由のようです。理由もエレガントでお洒落すぎます。
さらに、英国王室紋章とロゴがレイアウトされているベースには、ワンポイントのグレーを。洗練、冷静などのイメージを持ち、控えめなカラーですが、しっかりと芯のある個性を主張しています。
ここまで見てきて、端々から中身の工夫がされているなと思いました。まれで正装しているかのようです。財布の中身を見せる相手は限られるもの……この外見と中身のカラーリングの違いなども、淑女への遊び心に見えますね。英国紳士ならではの静かなユーモアを感じてしまいます。
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ライター観山 栞
ウェブを中心に活動中。グルメ、アート、インテリア雑貨、ファッション、スニーカーなど得意ジャンルは幅広い。商品開発担当者へのインタビューなど、取材経験も豊富。趣味はスイーツ巡りや美術館に行くこと。
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お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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