【豆知識02】革の種類
革には一般的によく目にする牛革や馬革、豚革、羊革などたくさんの種類がある。それぞれの特徴を知れば、財布選びがもっと楽しくなる。
【牛】Cow
牛革は革素材の代表格。月齢によって細かく分類され、生後6カ月以内の仔牛をカーフ、生後6~24カ月くらいをキップと呼ぶ。
【馬】Horse
繊維構造は粗いが、緻密で柔軟性に優れる。特に農耕馬特有の強靭な臀部の皮は高級素材のコードバンとして人気が高い。
【豚】Pig
薄くて柔らかながら耐摩擦性に優れる人気素材 。通常3本の単一毛穴が特徴で銀面には凹凸が多い。カバンの裏革や袋物などに用いられる。
【鹿】Deer
古くから武具などに用いられてきた日本の伝統的な素材。比較的薄くて丈夫、毛穴が大きく通気性、吸湿、放湿性に優れる。
【山羊】Goat
弾性繊維の密度が濃く、繊維束の交絡が少ないため、強靭でありながら薄くて柔軟。仔山羊の皮はキッドスキンとして珍重される。
【羊】Sheep
品種が多く、用途別に毛用、肉用、毛皮・乳用種などに大別 。軽くて柔らかな特性を持ち、 仔羊は高級素材のラムスキンに。
【爬虫類】Reptiles
エキゾチックレ ザーを代表するワニ、ヘビ、トカゲなどが含まれる。独特のウロコ模様が個性的で、マニアックな人気を持つ。
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この記事を書いた人
ライター岡藤充泰
ファッション、カバン、革小物、クルマ、家電などあらゆるジャンルに精通する、この道30年以上のベテランモノライター。プライベートではキャンプと車をこよなく愛する。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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