スズキがアルト/ラパン/スペーシアベース/クロスビーの仕様変更を行った。「後退時車両直後確認装置」の装着を義務づける法規への対応がメインだが、アルトとクロスビーについてはそのほかの変更も行われている。アルトとクロスビーは12月13日より、ラパンとラパンLC、スペーシアベースは12月21日より販売を開始する。
メーターパネル内にリアパーキングセンサー作動表示灯を追加
新型車は2022年5月から、継続生産車は2024年5月から、「後退時車両直後確認装置」の装着が義務づけられている。その法規制では、車体の後方0.3mの位置から3.5m、高さ0.8mの範囲までの障害物を確認できなければならないとしているが、その確認の手段として、カメラ、検知システム、ミラーが指定されている。
スズキでは、2023年10月にワゴンRシリーズとスイフトスポーツのAT車を、11月にはワゴンRとスイフトスポーツのMT車を一部変更しているが、それはいずれもこの法規対応に対応するためのもので、この時、「後退時車両直後確認装置」としてメーターパネル内にリアパーキングセンサー作動表示灯が追加されている。
今回のアルト/ラパン/スペーシアベース/クロスビーの一部変更もこのためのもので、ワゴンRシリーズやスイフトスポーツと同様、メーターパネル内にリアパーキングセンサー作動表示灯が追加されている。なお、アルトとクロスビーは以下の仕様も変更された。
■アルトの変更点
- インパネのUSB電源ソケットを「タイプA2個」から「タイプA1個+タイプC1個」に変更
- 車体色「ホワイト」をL(アップグレードパッケージ装着車)、ハイブリッドS、ハイブリッドXにも設定
■クロスビーの変更点
- ハイブリッドMXにリアパーキングセンサーを追加
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