【体験レポート】八ヶ岳、初めての登山はマムートと一緒に(2)
レポート初回では街履きの様子をお伝えしましたが、いよいよマムートプレスツアーの本編です。八ヶ岳にあります、およそ10kmのビギナー向け登山道。しかしながら、当日予想される気温は3℃! おまけに登山ビギナー渡辺、前日深夜4時まで仕事に追われ、睡眠わずか1時間という体たらくでして、はてさてと当日の蓋を開けてみればコレですよ。
左から)ライター渡辺、モデル櫻井貴史さん、マムート西川さん、タイドPR市川さん、モデル 滝川ロランさん、スタイリスト近澤さん、某社竹村さん、中央はロケバス真壁さん
渡辺含め、インナー姿の御仁もおります通り、当日気温15℃。見事なまでの秋晴れ。ありがとうございます。おまけに、おそらく櫻井さん、ロランさんはMax初登場。貴重です。
この通り、思い思いのマムートを身にまといまして、時刻は10時半。アスファルトから林道に切り替わる、本沢温泉入口から登山スタートです。目指すは標高2150m、日本最高所に位置する本沢温泉の露天風呂「雲上の湯」。
まず我々を迎えたのは、ゴロゴロと石が散らばる林道。
距離はだいたい2km前後の全編上り坂。みんな笑顔を振りまいていますが、正直、出だしが一番キツかったです(笑)。さぁこのあと、標高1800mの最終ゲートを越えまして、穏やかな傾斜道を抜けて、晴天時には富士山が望める「富士見平」。湯川渓谷を横目に、前方にくねくねと伸びますのは、八ヶ岳ならではの苔むす林道、小さなアップダウン、そして少し開けた針葉樹林帯。
米オレゴン州各地でロングトレイルを経験されたロランさん曰く「トレッキングのコツは無心」。腿を無理に上げず、淡々と歩き続けるがベターだそう。途中の清流でGORE-TEX®の恩恵を再確認しつつ10分ほど歩みを進めた先に、本沢温泉の山小屋がありました。
登りは1時間45分。登山地図の目安よりも15分ほど速いペースですね。最終目的地である日本最高所の露天風呂「雲上の湯」(入浴料600円)は、さらに5分ほど先。なお、標高2000m前後の稜線では、ここ本沢温泉のような通年営業&本格風呂付きの山小屋はないそうで、硫黄岳や天狗岳を縦走する際にも非常に重宝されているとのことです。この日は我々のほかに、女性登山者やダウンヒルを楽しまれるライダーの姿もあり、ビギナー~シニアが膝を突き合わせられる憩いの場になっているのだな、と実感した次第です。
ちなみに、これが魅惑の露天風呂。硫黄岳を眼前にのぞむ、源泉かけ流しの硫酸塩泉です。効用は神経痛、打ち身、捻挫、冷え症云々。さて、山小屋で小一時間ほど休憩をとったのちに、下山と相成るわけですが「高度100m上がる毎に気温は約0.6℃下がる」小学校の理科の授業でそう学びましたけれど、実際には火が移り変わるわけですからね。風はあります、日は落ちるし、陰ります。ですので、半袖姿から打って変わって、下山時はレインウエアやミドルレイヤーを羽織っております。
写真の通り、ロランさんや近澤さんも着用しておりますのが、下のジャケット。
アコンカグア ライトジャケットAF 23,000円/マムート
この軽量フリースジャケットも、アウトドア系スタイリスト近澤さんがベタ褒め。本来はベースレイヤー用に開発されたポーラテック®パワーグリッドを全面採用した1着で、特色はストレッチ&軽量性に加えて、通気と吸湿速乾の優位性。汗を素早く吸着&拡散するこのグリッド構造は、デッドエアを溜め込む効果も担うため、底冷えも防いでくれる。
チェストポケットもこの通り、メッシュ張りですからね。寒暖差の激しい春夏秋、3シーズンのトレッキングにもってこいのウェアなわけです。
さて、下山ルートは登りの折り返し。下山時の所要時間はおよそ1時間15分。
こちらも目安よりも速いペースでしたけれど、ほんの数時間のうちに、林道にはすっかり落ち葉が敷かれているんですから、景観の移り変わりは目まぐるしい。さて、全行程およそ4時間のトレッキング体験。書き足りないエピソード&季節なりの機微や感動は、それこそ山ほどあるんですが、何よりも出不精の当方が、筋肉痛や体調不良でパフォーマンスを落とすことなく明日を迎えられたという事実は、マムート製品の真価の一端と見て間違い! そう確信した次第です。
<アイテム情報のおさらい>
ブランド/マムート
アイテム/アコンカグア ライトジャケットAF
価格/23,000円
薄手ですが、汗冷え知らず。アウトドア系スタイリスト近澤さん絶賛のフリースジャケットです。
問い合わせ/マムート スポーツ グループ ジャパン www.mammut.swiss
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