空気だから軽いし収納時はコンパクトサイズに!
製品にはポンプが同梱されており、こちらで空気を充填する仕組み。けっこう立派な作りをしていて、少ない力で大量の空気をエアバック内に送り込むことができました。
なお、空気を充填するエアバッグは
- 首(背面上部)
- 腰(背面下部)
- 座面
- 座って右側
- 座って左側
の5つに分かれていて、それぞれ空気量をアレンジできます。「座面の空気だけ減らして座高を下げる」「肘掛け部分の空気をゼロにしてみる」なんていうふうに、自分の好みを追求できるのもおもしろいところ。また、カバーには5つのエアバックのバルブにそれぞれ直接アクセスできるファスナーがついており、空気の再充填も排出操作もわずらわしくありません。こうした配慮もうれしいですね。
空気でできていることのメリットは、座り心地やアレンジだけではありません。驚くほど軽いんです。ビーズで充填されたものだとちょっとしたダンベルなみの重量がありますけど、この「空気でできたソファ」は子供でも軽々持てるほど。腰を痛めることもないでしょう。後ろ側にはご丁寧にハンドルまでついていて、ラクラク持ち運べます。ちょっと模様替えしたいときや別室でも使いたいときなど、気軽に扱えます。
さらには、空気を抜けばコンパクトに収まるというのも大きい。普通、ソファといえば配送をお願いするか自家用車に積むかするものですが、「空気でできたソファ」の梱包サイズは約W80×H15×D46cm。店舗で購入してからそのまま持ち帰れますし、使わないときはこの中にしまっておけます。一般的な家ではなかなか難しかった「いつでも使える備品として客用ソファを用意する」ことも実現できます。
そして最後にお伝えしたい重要なポイントが、1万円を切る価格だということ。これだけ快適で実用性も高いのに、気軽な価格で手に入れられるというのは驚きです。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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