ホンダの開発思想をかたちにした2つのコンセプトモデル
そんな開発アプローチやコアバリューを具現化して登場したのが「SALOON(サルーン)」「SPACE-HUB(スペースハブ)」という2つのコンセプトモデル。
「SALOON(サルーン)」
「サルーン」は「Thin, Light and Wise」という開発アプローチを体現する、ホンダ0シリーズのフラッグシップ。ホンダがクルマづくりで大切にしてきた理念である「M・M思想」を先進のEVに盛り込み、一目見て他との違いを感じさせるスポーティなデザインながら、そんな外観からは想像できない広い室内空間を両立させているのが特徴となる。また、シンプルで直感的な操作が可能なHMI(ヒューマン・マシン・インターフェース)を採用し、ステアバイワイヤやロボティクス開発で培った姿勢制御技術で、ドライバーの思い通りのコントロールが実現するとしている。
「SPACE-HUB(スペースハブ)」
もうひとつの「スペースハブ」は、「人々に暮らしの拡張」を提供することをテーマに開発された新しいモビリティ。「Thin, Light and Wise」という開発アプローチにより、広々とした空間と見晴らしのよい視界を実現し、ユーザーの『やりたい』に即座に応えるフレキシブルな空間を特徴とする。ミニバンの進化形ともとれるコンセプトで、車名の「ハブ(HUB)」には、「人と人、人と社会をつなぐハブとなり、共鳴を生み出す」という思いが込められている。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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