高級感のある伝統的なセダンと10年先の先進性を融合
エクステリアはメルセデス・ベンツの伝統的なセダンの「キャブバックワード」デザインを備えながら、メルセデスEQを想起させる前衛的な面も持っており、電動化への架け橋といった雰囲気を漂わせている。とくにフロントのヘッドライトとフロントグリルをつなぐブラックパネルや、E350eにオプション設定されるイルミネーテッドラジエーターグリルは、新時代の到来を感じさせる。
また、キーを持った人が近づくことによってボディ面から自動でせり出す格納型のドアハンドルは、シンプルでクリーンな面を際立たせるとともに、万が一の事故の場合などには自動でせり出すことで、従来どおり、外部からドアを開けることができる安全性はしっかりと継承されている。
インテリアも未来的で、大きなトリムパネルはダッシュボード中央まで伸び、オプション設定の「MBUX スーパースクリーン」(助手席一体型ディスプレイ)を搭載すると、大型ガラス面がセンターから助手席まで全面に広がるデザインとなる。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする