トヨタ自動車はハイブリッドコンパクトカー「アクア」を一部改良して販売を開始した。また、同時に内外装をブロンズカラーとして上質な仕上げとした特別仕様車「Z “ラフィネ(Raffine)”」を発表、受注を開始した。なお「Z “ラフィネ”」の販売は8月上旬以降となる。軽自動車を含むコンパクトカーに求められるものが多様化する中で、アクアは多少車両価格が高くても、上質かつ快適で、安全性の高いモデルを目指している。
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一部改良は安全支援機能の装備充実がメイン
トヨタ・アクアは、プリウスが大型化するのにあわせて、ハイブリッドのコンパクトハッチバックモデルとして2011年に登場。現行は2代目で、高出力なニッケル水素電池を採用し、アクセルペダル操作への応答性が向上したほか、モーターで駆動する時間が延長された。また、ホイールベースが延長され、快適性、実用性がアップした。
今回行われた一部改良は安全支援機能の装備充実がメインで、「Z」グレードに「ブラインドスポットモニター(停車時警報機能付き)」「パーキングサポートブレーキ(前方静止物・後方接近車両)」「パノラミックビューモニター(シースルービュー&ムービングビュー付き)」を、「X」グレードにパーキングサポートブレーキ(前後方静止物)を、「Z」「G」「GRスポーツ」グレードに「自動防眩(ぼうげん)インナーミラー(ドライブレコーダー付き)」を標準で装備した。
■トヨタ アクア 車種構成/車両価格(税込み)
X(2WD) ¥2,146,000
G(2WD) ¥2,294,000
Z(2WD) ¥2,565,000
GR SPORT(2WD) ¥2,659,000
X(4WD・E-Four) ¥2,344,000
G(4WD・E-Four) ¥2,492,000
Z(4WD・E-Four) ¥2,763,000
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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