高効率・低燃費な2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を採用
メカニズムについての詳細は公表されていないが、パワーユニットには高効率・低燃費な2モーターハイブリッドシステム「e:HEV」を採用することは明らかになっており、おそらく1.5Lガソリン仕様との2本立てとしてユーザーの多様なニーズに対応すると思われる。もちろん駆動方式はFFと4WDが選択できる。
また、最新世代の先進安全システム「ホンダセンシング」が搭載され、電動パーキングブレーキの採用によってACCが全車速対応となるのも朗報となるだろう。
30代の子育て層に絶大な人気を誇ってきた「フリード」。人びとの暮らしに寄り添う「ちょうどいい」クルマというコンセプトは変わらないが、時代とともに求められるものは少しずつ変わっていく。
気兼ねなく使えることが重要であったり、速く走ることより運転しやすく疲れないこと、豪華なことよりストレスなく使えることが重視されたり、アウトドアでの活躍機会が増えたり、SUVの雰囲気が求められたり、そんな時代の空気のようなものが新型「フリード」からは感じられる。
さて、新型「フリード」は人々の生活にどんな変化をもたらすのか、6月に予定される正式発表が待ち遠しい。
文/近藤暁史 写真提供/本田技研工業
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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