【無印良品】次元が違う快適さ!取回しのよさで弱点をカバーしたキャリーケースが驚くほど使いやすい/編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.57
執筆者: 編集長/奥家慎二
バーを自由に調節できるだけで旅の自由度も格段に上がる!
キャリーケースというと、みなさん何に注目されますでしょうか? どれだけの荷物が入るか、機内に持ち込みできるか、ポケットなどの収納構造は……といったところが、おそらく主なポイントになるはず。購入を検討する際にキャリーバーの機能性が俎上に載るのは、だいぶ後だと思います。しかし、ケースをゴロゴロ転がすのにキャリーバーは不可欠な存在。ここの出来不出来は、使い勝手を評価するうえでかなり大きなウエイトを占めています。
とはいえ、見るべきところは逆U字かT字かの形状だったり、握るところの材質だったりくらいが関の山。高さを調節できるといっても、たいていは片手で数えるくらい段数だし、「多段階調節機能付き」といっても10を超えることは稀でした。
ところがこの「バーを自由に調節できる ハードキャリーケース(36L)」、本当に“バーを自由に調節できる”んです!
測ってみたところ、用意されていたのは驚異の39段階。およそ1㎝刻みで高さを調節することができました。
この機能の何がすばらしいかというと、常にベストなポジションでキャリーケースを引けるいうことです。身長はもちろん、腕の長さやその日に履いた靴底の高さによっても、その人にとってベストとなるバーの高さは変わるもの。それに、混雑した場所ではもっと体の近くに寄せたり四輪で走行させたりとシチュエーションによっても引き方は変わるものです。この無印良品のキャリーケースはさまざまな変数に対応し、いつでも力が最適に伝わる高さにバーを調節することができるんです。
実際に街中で使ってみて、実に快適でした。「バーが微妙に高く、肘を張りながら腕に力を入れてケースを動かす」みたいな、従来のキャリーケースで“あるある”なシーンがないんです。常に腕をリラックスさせた状態で、体全体の力を使って引くことができる。快適だし、疲労感も少ない。その利点は、かなりでかいです。
スムーズに動くダブルホイールのキャスターが採用されているのも、快適さを高めていました。走行音も静かで、ガラガラ音が気になりがちな状況でもストレスなく使えます。
キャリーバーの取付部には、ストッパーボタンを配置。これをプッシュするだけで、キャスターをロックできます。電車内など、勝手に転がってしまう危険性のあるシーンで重宝するもので、こうした機能も取回しのよさを高めていました。
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編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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