【2】センスは随一! 新入幕の「時疾風」
豊ノ島 自分が所属していた時津風部屋の力士にも注目しています。体は大きくないですが柔軟さはあるし、相撲のセンスは部屋の所属力士の中でも抜けていますね。
お相撲同好会 時疾風関のどんなところに相撲センスを感じていらっしゃいますか?
豊ノ島 相手との距離の取り方とか、うまく相手の圧力をかわすタイミングとかですね。あと、彼の相撲は投げが独特というか。上手投げと上手出し投げを合わせたような感じで、相手の力を利用して円を描くように投げるんです。相手の力をよく見て投げながら体を寄せていくみたいなところが巧いですね。ただ、センスが邪魔して不利になるようなことをしてしまったり、今のセンスではさばききれない圧力に屈してしまったりすることもあるのですが。
お相撲同好会 豊ノ島さんの弟弟子にあたりますが、時疾風関はどんな方ですか?
豊ノ島 あまり兄弟子の前で自分を出すタイプではないと思いますね。きっと照れ屋なんだと思います。でも、時々恥ずかしそうにしながら冗談を言ったりしますよ(笑)。
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