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【相撲人気好調】チケットは即完売!元関脇・豊ノ島が解説「大相撲夏場所はこの力士たちがアツい!」/『MonoMaxお相撲同好会』

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【3】来場所以降が正念場! 110年ぶりに歴史を塗り替えた「尊富士」

豊ノ島 やはり、先場所で優勝した尊富士(※1)は外せないですね。先場所は勢いに乗ったという部分もありながら、大関戦もしっかり勝って地力の片鱗を見せています。先場所のような相撲が取れれば、今後も星を伸ばしていけるのではないかと思います。彼の相撲は、前に出る圧力が強いです。具体的には、相手を挟みつけて一気に自分の中心に持っていく力が強いですね。

お相撲同好会 それは、腕力があるということでしょうか?

豊ノ島 腕力だけではなく、腕から腰にかけての動きがしっかりと連動しているように見えます。腕力も強いと思いますが、相手の芯をしっかり捉えて、自分の体をしっかり連動させて押しているという印象があります。そんな巧さと、新入幕らしく前に前にという動きがうまくハマッたのが先場所だったのかなと思います。

お相撲同好会 上位陣にもプレッシャーを感じずに相撲を取っていたように見えました。

豊ノ島 逆に、大関など役力士(横綱、大関、関脇、小結の総称)の方がプレッシャーを感じていたと思います。角界の新星みたいな感じで注目されている相手とはやりにくいですよね。自分たちは番付が上だから勝って当たり前という立場だけど、相手は失うものはない状況で思い切っていけます。ただ、それで先場所はやられてしまった役力士たちも、今後はそうはいかないぞと思っているはずです。それでも尊富士の勢いが上回った場合は、大関候補と言ってもいいぐらいじゃないかと思います。

お相撲同好会 豊ノ島さんも現役時代、そんなプレッシャーを感じたことがありましたか?

豊ノ島 僕らのころは遠藤がそうでしたね。彼はまだザンバラ髪で、「ザンバラ髪には負けませんよ」という気持ちでいったのですが負けましたから。でも、それ以降は自分が連勝したりしました。

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大相撲をこよなく愛するスタッフによる「MnooMaxお相撲同好会」。毎場所、さまざまな角度から大相撲の魅力をお伝えします!

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