3. 無灯火やハイビームのままの夜間走行
たまに見かけるのが夜でもライトを点けないで走っているクルマ。ボディカラーが黒などの濃色の場合、目立たなかったり、溶け込んでしまったりしてとても危険だ。原因は自発光のメーターが増えたことで、運転しているドライバーはライトが点いていると勘違いしがち。前方が暗くておかしいなと思わないのか不思議ではあるが……。
そしてもうひとつがハイビームのままのクルマ。原因はすでに紹介したポイント同様に「ハイビームで走るのが基本」と一時話題になったことと、オートハイビームの普及がある。後者はオートとはいえ、歩行者には反応しにくくて、ハイからローに切り替わらないでそのままということも珍しくないだけに要注意だ。
実際に警官をハイビームで強烈に照らしてしまい、切符を切られた例もあるので、ライトの向きぐらいでと油断してはいけない。減光等義務違反で、乗用車の場合、点数1点、反則金6000円で、無灯火も同じとなる。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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