最新のテクノロジー採用で操作系のデザインも大きく進化
今回の大幅アップデートにあわせて、エクステリア、インテリアのデザインも変更されている。
全車に特徴的な4灯のグラフィックを備えたマトリックスLEDヘッドライトが標準装備され、オプションで32,000以上の光点を備えたHDマトリックスLEDも設定。「911カレラGTS」のフロントエンドには必要に応じて空気の流れを制御するアクティブ冷却エアフラップも設けられている。
リアエンドでは、“PORSCHE”ロゴを統合したライトストリップ、各サイド5枚のフィンを備えたリアグリル、すっきりとした構造のリアバンパーが新しいグラフィックを形成している。
インテリアでは、クーペモデルの標準仕様が2シーターとなったのがニュース。追加料金なしで2+2シートに変更することも可能だが、2シーターのニーズが多いということなのだろうか。
操作系も大きく進化し、ステアリングホイールの周囲にドライビングモードスイッチ、ドライバーアシスタンスレバー、911では初となるエンジンスタートボタンを集中配置。911シリーズに初めて採用されたフルデジタルのメーターパネル(12.6インチの曲面ディスプレイ)は、エンジン回転計を中央に据える伝統的なポルシェの5連メーターをイメージした「クラシックディスプレイ」を含む7種類の表示パターンが選べる。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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