【連載】今語りたい名車 Car No.27 トヨタ C-HR
「グランツーリスモ」シリーズのプロデューサー、山内一典さんが毎号1台のクルマを取り上げてその魅力を語るMonoMax連載「山内一典が選ぶ今語りたい名車、未来も語りたい名車」。
本ブログでは、これまで当連載で扱ってきた名車を1台ずつ紹介しています。
第27回の名車はトヨタ CH-Rです。
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スタイリングデザインで魅了する
カッコだけじゃないSUV!
C-HRは、次世代の世界戦略クロスオーバーSUVとして2016年12月に発売されたコンパクトクロスオーバー。
4代目プリウスのTNGAプラットフォームをベースに開発されており、機構的にはプリウスと同じシステム出力170psの1.8リッター自然吸気ガソリンエンジン+ハイブリッドシステムを搭載するFFモデルと、116psの1.2リッターターボを積む4WDモデルの2本立て。
プロトタイプの段階からニュルブルクリンク24時間レースを走るなど、運動性能にもフォーカスを当てた開発が行われており、SUVというくくりから想像するよりスポーティな走りを披露するのも特徴。
もちろん最大の特徴はエクステリアデザインで、2015年に発表された“C-HRコンセプト”のイメージをほぼそのまま受け継いだ大胆なスタイリングのまま市販化されている。
価格は1.2ターボが251万6400円から、ハイブリッドが264万6000円からと比較的リーズナブル。
●ここにも注目!
全長4360mm、全幅1795mmという数値は近頃のSUVとしては大柄に思えないサイズ。
室内も大人4人の移動を楽々こなせる広さがあり、また必要な装備類はひととおり揃っている仕立てだ。
動力性能は1.2ターボ+4WDでも充分。
ただし販売の7割以上がハイブリッドだ。
取材・文/嶋田智之 撮影/池之平昌信
(本文の内容は2017年本誌掲載時点のもの)
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