「あの賢人も惚れた優秀時計」機械式ムーブもストラップもジャパン・クオリティ!“Knot”最新作の出来に感動/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.71
執筆者: 編集長/奥家慎二
機械式ムーブもジャパン・クオリティ!
せっかくなので、フェイスに合わせた「AT-38」もご紹介を。こちらにも、ジャパン・クオリティが凝縮されているんです。
こちらはプレミアムオートマティックシリーズのフラッグシップに位置づけられるモデル。ケース径は小ぶりな38㎜、厚さも10㎜とスリムで、ドレスウォッチとしての風格を有しています。針もインデックスもシュッとしていて、山型にすることで控えめながらも確かな輝きを放つところも、実に端正。ブランドのアイコンをモチーフにした秒針の後端やブルーカラーも印象的ですね。
裏ぶたはシースルー仕様。搭載したのはCITIZEN MIYOTA社が約30年ぶりに復刻させたという「Cal.9015」日本製ハイビートムーブメント。わずか3.9㎜という薄さながら、毎時28,800振動によって高い精度を実現しています。
キチッとエッジがたったケースフォルムも優美のひとこと。質感を高めるために施されたザラツ研磨は、ベテラン技師だからこそ実現できたものだとか。
とにかく完成度の高いフェイスで、機械式時計をはじめて購入するというビギナーはもちろん、時計コレクターも力強く支持できる出来だと思います。
この記事のタグ
この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
Twitter:@MonoMaxWEB
Instagram:@MonoMax_tkj
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする