「天地がひっくり返る!? 驚きのアイデア」新ブランドPPACO™(パコ)のサンダルがおもしろい!/No.1モノ雑誌編集長のお墨付き『コレ買いです』Vol.74
執筆者: 編集長/奥家慎二
もっちりした履き心地でフィット感もよかった!
履き心地も実に良好でした。
素材に使われたのは、天然ラテックスを配合して微発泡させた中反発素材「High-PerFORM®」。軽量さとほどよい弾力性を併せ持っていて、もっちりとした感覚が特徴です。歩いてみると自重でちょっと沈み込む感じがあって、衝撃をやさしく吸収してくれました。
また、ちょっとした重量感と適切なフィット感があり、普通に歩いたくらいでは勝手に抜け落ちるような不安もまったくありませんでした。
ちなみにこの「High-PerFORM®」は、天然由来の成分で製作された地球にやさしい素材。ボックスも100%再生紙を使用し、同梱されたシューズバッグも堆肥化可能な繊維で作られていると、サステナブルな配慮も完璧。そのあたりも実に今どきですよね。
(左)PPACO™
LUX-1
¥8,800(税込)
ちなみに、今回はもっともスタンダードな「LUX-1」と特殊なソールを用いた「LUX-1(AIR STUDDED SOLE®)」の2タイプを試してみました。「LUX-1」は水はけのいいドットを配したミニマルなデザインで、グリップ力に加え耐摩耗性も兼ね備えています。
一方の「LUX-1(AIR STUDDED SOLE®)」はデザイン的にもおしゃれなスタッズソール。それぞれのスタッズ内に一定の空間が設けられており、歩行するたびに内包された空気圧が働くことで心地よいクッション性を生み出します。
履いてみたところ、どちらもグリップ力やクッション性はなかなかでしたが、やはり全体の評価は「LUX-1(AIR STUDDED SOLE®)」に軍配。特に“逆さにする”というこのサンダル特有の行為を考えれば、スタッズが持つビジュアル的なインパクトは大きいかなと思いました。
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この記事を書いた人
編集長奥家慎二
2010年よりMonoMax編集部に所属し、2020年より現職。腕時計を中心に、ファッション、クルマ、アウトドア、家電、スポーツなどあらゆるジャンルを担当。モノの背景にあるストーリーや作り手のこだわりをこよなく愛する。『ホンマでっか!?TV』(フジテレビ)には便利グッズ評論家として出演。『ZIP!』『午前0時の森』(ともに日本テレビ)にはモノのプロとして出演するなど、テレビ、雑誌、WEBなどメディアに多数出演中。
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