923形ドクターイエローに潜入、貴重な内部を公開
ドクターイエローには他の新幹線にはない特別な装備が満載されている。まずは新幹線の安全な運行を守るドクターイエローの心臓部が、4号車の軌道検測室と1号車の電気検測室だ。軌道検測室ではレーザー光などによって測定された結果がモニタリングされ、レールのゆがみなどをチェック。電気検測室ではATC信号などの信号通信関連、トロリ線の状態などの電力関連が検測され、新幹線の安全な走行が保たれているのだ。
3号車と5号車には観測台と観測ドームがあり、観測窓から外の景色を見ることができる。これは主に、走行中のパンタグラフの様子を直接観測するためのもので、備え付けのカメラで撮影・録画することも可能だ。
他にも6号車には大きなドアを備えた資材搭載室とソファを備えたミーティングルームが、7号車には関係者用に50人分の座席を設置した添乗室が備わっている。
この記事のタグ
この記事を書いた人
ライター岡藤充泰
ファッション、カバン、革小物、クルマ、家電などあらゆるジャンルに精通する、この道30年以上のベテランモノライター。プライベートではキャンプと車をこよなく愛する。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする