【チュピカ】水が貴重な宇宙で歯みがきするために
チュピカ
オープン価格
20粒と2粒がパッケージングされた2種類を用意。今後BUBBLE MINTフレーバーがラインナップ予定
「チュピカ」は、オーラルケア製品の製造・販売を行うTSUYOMIによって開発されました。タブレット1粒を噛み砕くと泡が発生し、口内に馴染ませたあと、はき出すか少量の水ですすげば、口腔ケアの効果が。もともと「チュピカ」は、香りで四季を感じるタブレット型ハミガキ&マウスウオッシュ「マウスペース」がベースになっています。
宇宙では、水1リットルの輸送コストが100万円を超えると言われるほど貴重なもの。「マウスペース」は、超節水して口腔ケアが簡単にできるうえ、天然香料の香りによるリラックス効果や気分転換に期待でき、2022年と2023年にISSで実際に使用されたのです。
噛むと爽やかなレモンのフレーバーが広がり、口のなかいっぱいに泡が発生。もし飲み込んでしまっても安心な原料を使用しています。
「マウスペース」の宇宙実証を終え、2024年から地上販売に向けた改善と開発がスタート。多様なオーラルケアを試しているけれど、歯科検診に行かない18歳から25歳にUXリサーチし、20種類を超える試作品を開発。タグラインやパッケージは、それぞれ100案以上のなかから選びました。評価や改善を繰り返し、完成したのが「チュピカ」です。口臭予防や歯周病菌への抗菌効果、美白効果などを有する、18種類の植物由来成分が配合されています。
今後は、ラグジュアリーホテルのアメニティや、飲食店・美容室などコミュニケーションで口臭が気になるシーンが発生する店舗で顧客への提供を目指し、コンビニやドラッグストアで気軽に買える環境を整えるそうです。
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この記事を書いた人
エディター・ライターコマツショウゴ
フリーランスのエディター・ライターとして、雑誌やウェブメディアの企画を手掛ける。ファッション、カルチャー、アウトドアのジャンルを中心に、幅広く活動中。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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