【キュウレンジャー】スーパー戦隊親善大使の役割とは?【松本寛也】【BEAMS特撮部】
ご好評をいただいている『ビームス特撮部』。毎回、取材現場は特撮トークが大爆発するのですが、つい盛り上がりすぎてしまい、本誌に全部を載せられなくなることもしばしば…。そこで、本誌では泣く泣く削ったエピソードをWEBで紹介します!
今回は5月10日発売の6月号掲載、宇宙戦隊キュウレンジャー、プロデューサー&スーパー戦隊親善大使取材の回です!
「仮面ライダーガヴに出演」ヴァレンはエモさ担当!演じる日野友輔は役作りのために家族と絶交!?『BEAMS特撮部』
(左から)
BEAMS特撮部
望月 卓さん
(宇宙戦隊キュウレンジャー プロデューサー)
松本寛也さん
俳優。スーパー戦隊親善大使
ツイッター @HiroyaMatsumoto
従来のスーパー戦隊の殻を破って遊びまくる!
望月 スーパー戦隊ってフォーマットがしっかりしていて、それに則ってやっていけば見やすいし面白いんですよ。でも、その中でどんな違いが出せるかっていうのを、今キュウレンジャーで試しているんです。つまり、あまりフォーマットっぽくならないような作りにしているんですが、それが詰め込みすぎに見えている理由かもしれないですね。
特撮部 バラエティー豊かすぎるって言われたり。後、見ている側からすれば「この後何レンジャーまで増えるの?」って思うんですよ。
望月 88星座あるので、本当に全部出るかもしれません。
特撮部 本当にやりそうですよね。1話のクレジットから、だいぶかましてましたし。
望月 あのクレジットタイトル、かなり面白いんですよ。アドバイザー・白倉伸一郎、とか。謎すぎますよね(笑)。あと星座イラスト・唐橋充。
特撮部 マニアがざわつくクレジットですね。
望月 白倉伸一郎に気づいた人はほとんどいないと思いますね。
【編集部注】
・白倉伸一郎さんは東映のプロデューサー。『超光戦士シャンゼリオン』『仮面ライダー電王』『仮面ライダーアマゾンズ』など数々の特撮作品を手がけたヒットメーカー。
・唐橋充さんは俳優兼イラストレーター。『侍戦隊シンケンジャー』などに出演するかたわら、『特命戦隊ゴーバスターズ』の作中イラストを手がけるなどイラストレーターとしても特撮作品に関わっている。
ゴーバスターズ以来の絆ふたたび!
松本 今回、この役職を与えてくれた望月さんには感謝しています。望月さんとは『ゴーバスターズ』のときに一緒に仕事をさせてもらったんですけど、同い年っていうところに惹かれるというか親近感を感じたんです。
望月 会社でいうと同期みたいな感じありますよね。(松本)寛也さんが『マジレンジャー』に出演していたころは僕は大学生でしたから。そのころもう仕事をしていたわけだから、同い年としては尊敬しています。
松本 それはお互い様というか。お互い尊敬の念があるから、今こうして一緒に仕事をできているわけで本当に感謝です。だから「キュウレンジャーやるよ」って連絡が来た時、すごい嬉しかったんです。
望月 スーパー戦隊親善大使は模索中だからこそ1年で終わらせてはいけないですよね。
松本 この話をもらったとき、キュウレンジャーだけじゃなくいろいろ広げていきたいと思いました。
望月 うん、徐々に広げていってもらいたい。スーパー戦隊って40年以上途切れずにやっていて、そんな歴史の上になりたっているんだっていうのを知らない人に伝えていかないとなと思っています。スーパー戦隊のパロディって無数にありますけれど、あれだけの数があるのは長い歴史が背景にあって、文化になっているからなんだっていうのを、もっと発信していく必要があると。その役割をお願いするなら、スーパー戦隊に詳しくない方よりは、2回もレギュラー出演していてタレントとしても活躍している松本さんみたいな人にお願いしたほうが説得力も出るし、盛り上がるかなと思ったんです。
『宇宙戦隊キュウレンジャー』毎週日曜あさ7:30~テレビ朝日系にて放送中。
©2017 テレビ朝日・東映AG・東映
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