類を見ないオンリーワンの存在
ダイソーの「散水ノズル 5段階」はほかの散水ノズルと違って、一風変わった操作方式を採用しています。散水ノズルをピストルに例えると、 一般的な散水ノズルは引き金が散水スイッチ。ダイソーの散水ノズルには「 5段階」「 6段階」「 7段階」と3種類あり、「 6段階」「 7段階」は一般的な散水ノズルと同じ仕様。ダイソーのちょっといい感じの商品をラインナップするStandard Products で販売する「5段階」だけは銃弾を弾く激鉄が散水スイッチとなっています。
さらに一般的な散水ノズルはその散水スイッチを「握る・緩める」ことで操作しますが、このダイソーの「散水ノズル 5段階」は激鉄に当たる部分を「押す・引く」ことで操作。しかもこの「5段階」はオールブラック仕様でカッコいいんです。ほかでは類を見ない「押す・引く」操作のオンリーワン仕様なので、「いかがなものかな?」と疑いを持って使ってみましたが、これが超使い勝手がいい! なんで散水メーカーはこの操作方式を採用しないのか理解に苦しみます。
散水方式は商品名にある通り5段階。ノズル先端を回転させることで、ストレート、シャワー、ジェット、横散水、キリと散水方式を変更できます。しかもノズル先端が力が入りやすい大きな円盤型を採用しているので、散水方式の変更も楽々。
ストレート設定は水圧そのままの勢いで散水。
シャワー設定は水がまんべんなく拡散され洗車などに役立つ。
ジェット設定は散水口が狭いので水圧が強くなります。
横拡散設定は散水に高さがなく横に広がるので、ガーデニング向き。
キリ設定は「霧状」に散水されます。デリケートな植物への水やりに重宝します。
この記事のタグ
この記事を書いた人
パーツデザイナー坂東 漠
スタンドがないと倒れる。ライダーの支えがないと自立できない。ライダーがいてもときにコケるといった2輪車の特性に魅了され、自転車、e-Bike、モーターサイクルの部品を開発。多くの人は気づかないが、それがないと成り立たないといったパーツを手がけている。
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
モノマックスの記事をシェアする