大幅改良でフロントのデザイン、パワートレーンを一新
今回の改良ではフロントのデザインを一新。「ソリオ」はグリルを横方向に伸びやかで堂々としたスタイルとする一方、「ソリオ バンディット」は迫力ある立体的なフロントグリルで上級感を強調、「ソリオ」と「ソリオ バンディット」それぞれの魅力をアピールする。
パワーユニットは従来、1.2Lガソリン、1.2L+モーターのマイルドハイブリッド、1.2L+モーターのストロングハイブリッドの3種類のラインナップとなっていたが、この構成を一新。全車、新型「スイフト」にも搭載さている3気筒Z12E型(最高出力82PS/5700rpm、最大トルク109Nm/4500rpm)とし、CVTも効率化を追求した最新型に変更。WLTCモード燃費をFF車が22.0km/L、4WD車が20.7km/Lと大きく改善させている。
安全機能もさらに充実し、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルセンサーブレーキサポートII」、車線維持支援機能を全車に標準装備。また、停止保持機能を追加したアダプティブクルーズコントロール(ACC)[全車速追従機能・停止保持機能付]や低速時ブレーキサポート、ブラインドスポットモニターも設定する。
その他、従来の足踏み式パーキングブレーキに代えてブレーキホールド機能付電動パーキングブレーキを採用したほか、スズキコネクト対応のナビゲーションをメーカーオプション設定している。
「ソリオ」「ソリオ バンディット」は、経済産業省や国土交通省などが普及を推進する「サポカーS ワイド」、国土交通省による「ペダル踏み間違い急発進抑制装置(PMPD)認定車」に該当する。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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