バイク界のレジェンド“ホンダ スーパーカブ”。その生産台数は1億台を超え、ギネス記録にもなっている。中でも特に身近なのが50㏄モデルで、原付免許で乗れるのは大きな魅力。しかし、その50㏄モデルが、ファイナルエディションをもって今年の10月に生産終了となることが決定。世界に誇るスーパーマシンがなくなるのは非常に残念だ。
今回は、タフなメカ、乗りやすさ、ユニークなデザイン、そして驚異的な数値の燃費など、数え切れない魅力を持つ、まさに唯一無二のバイクであるスーパーカブをより深く知るための「7つのポイント」をご紹介。カブ好きなら全部わかるはず!?
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「ホンダの愛されバイクの集大成」ライダーたちの憧れ…大型スポーツバイクの頂点“CB1300 SUPER FOUR&SUPER BOL D’OR”のファイナルモデルが登場!
<Point①> マニュアルだけどAT限定免許で運転できる
公言はできないものの、配達用に片手運転ができるように作られたカブ。そのキモが自動遠心クラッチで、アクセルを戻すだけでクラッチが切れる。組み合わされるのは頻繁なストップ&ゴーでも扱いやすいロータリーミッション。クラッチ操作がないのでAT限定でも運転できる。
<Point②> 実は超燃費マシーン!給油忘れ続出!?
スーパーカブといえば燃費。超が付くレベルで、最新の50ccは105km /L!タンク容量は4.3Lだから400kmを突破する。すごいのはカタログ値に近い実燃費が出ることで、冗談ではなく燃費を気にしなくなるから、給油を忘れるほど真のエコマシンだ。50ccのエンジンを使って燃費を競うエコマイレッジチャレンジでは、3644㎞/Lという途方もない記録が出ている。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
Website:https://monomax.jp/
お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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