プレミアムブランドに迫る豪華なインテリアと快適な居住性
先進性をこれでもかとアピールする他メーカーのEVたちよりも、BYDは落ち着いたデザインなのが特徴。たとえばインパネの素材や造形は安心感が漂う。質感もかなりのもので、高級車からの乗り換えでも満足度は高い。
シートはシールでも感心させられたが、シーラインオン7でもそれは受け継がれている。クッションはフワフワというよりも固め。肉厚で体をしっかりと支えてくれるなど、シートの造りがとてもいい。表皮も高級なナッパレザーを使用していて、触り心地も絶妙だ。
フロント同様の素材とデザイン、造りでリアシートも満足度は高い。実際に座って移動してみると、SUVというよりもサルーンテイストが強い印象だ。
リアにモーターを搭載するだけにフロア高は高め。さらにデザイン的にリアハッチは寝ていることもあり、大きなモノはあまり積めないかもしれない。ただ、従来のEVのイメージからすると広いとは言える。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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