「洋食×日本酒“獺祭”の可能性が広がるぞ！」ロイヤルホストに瀬戸内・四国の恵みが大集合！至福のペアリングをグルメライターが試してみた

1. 柚子香る鯛めし風ピラフ＆牡蠣と帆立のあつあつグリル×獺祭

それではペアリングを体験していきます。まずはこのメニュー。お膳としてがっつり食事を楽しみたい人にもおすすめの「柚子香る鯛めし風ピラフ＆牡蠣と帆立のあつあつグリル」です。

ピラフは、香川県産のアスパラガス（さぬきのめざめ）と玉ねぎを合わせた和風テイスト。そこにぽん酢しょうゆをアクセントに加え、瀬戸内産の真鯛、淡路島産の釜揚げしらすをのせています。そのまま食べるのはもちろん、真鯛の身をほぐして、全体と混ぜ合わせながらいただくのも◎。アスパラガスの青々しい風味とシャキシャキ感、真鯛のほろほろとした上品な食感、このハーモニーがたまりません。

あつあつグリルは、播磨灘産蒸し牡蠣や北海道産帆立といった海鮮がごろっと入っていて食べ応え抜群です。旨みを引き立てるバターのコクや醤油、にんにくの香りが本当に最っ高……。

特にあつあつグリルのまろやかなコク深さと合いそうだな～と感じたのが、純粋な獺祭。

この獺祭と言えば、山口県岩国市で造られ、30を超える国や地域で愛される名作でしょう。華やかな上立ち香と、口に含んだときに感じるバランスの良いきれいな甘みがポイント。リンゴ、桃、梨、柑橘類……といった様々なフルーツを彷彿とさせる味わいは、ぐいっと飲めてしまう軽やかさがあります。