欧州市場で人気のスポーツEBのハイエンドモデルがパナソニックから登場【XM1】
先日、都内某所にて、パナソニックより電動アシストマウンテンバイク「XM1」の発表会が行われました。電動アシスト自転車と言うと、ママチャリなど実用自転車への導入がイメージされますが、スポーツサイクルでも導入され始めています。日本ではまだ馴染みが薄いカテゴリーですが、自転車王国の欧州ではすでに確立したカテゴリーとして人気を誇っているそうです。マウンテンバイクなので街乗りも野山の悪路の走行もお手の物で、電動アシスト自転車の走行シーンを増やしてくれます。
XM1は既存の電動アシスト自転車とはドライブユニットが違い、通常の2軸タイプから1軸タイプに変更することで低ケイデンス向けから高ケイデンス向けにアシスト特性が変更され、よりスポーツライドに特化した作りになっています。他にもバッテリーはダウンチューブと一体化し、スポーツサイクルのスタイリッシュさを崩さずに搭載させることができています。バッテリーはECOモードで約78km、AUTOモードで約54km、HIGHモードで約42kmのアシスト走行ができ、なかなかの走行距離となっています。重さは約2.5kgで充電時間はやく3時間となっているので、ロングライドをする人は予備電池や充電器を持って行くのもありな感じです。センターディスプレイは電池残量やアシストパワーなど、電動アシスト自転車としての機能の表示の他、走行速度、走行距離などサイクルコンピューターの機能も表示します。肝心なアシスト力は
マウンテンバイクとしてはロック機構付きサスペンションフォークや27.5×2.2タイヤ、シマノSLXコンポーネント、油圧ディスクブレーキと優れた機能を有しています。
価格はメーカー希望小売価格で33万円で、マウンテンバイクとしては高価ですが、ヨーロッパ市場の電動アシストマウンテンバイクの相場が200ユーロくらいなので、相場よりちょっと高い程度とのこと。スポーツサイクルを始めてみたいけど、長い坂道を登る自信がないなぁと言う人は購入を考えてみても良いかもしれませんよ。
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山道を走らなくても、舗装された坂道を登る時に活躍してくれます。
欧州市場ではすでに電動スポーツサイクルが浸透しているそうです。
ドライブユニットがスポーツバイク仕様になっています。
ケイデンス(1分間にペダルを回す回数)が高いほど、1軸のドライブユニットの力が発揮されます。
舗装路ではサスペンションをロックすることもできるロック機構付きサスペンションフォーク。
(ライター/岡安学)
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