「大ヒットコンパクトEV誕生の予感」これぞヒョンデの大本命!日本の道路状況にマッチしすぎな“インスター”が走行距離も走りも文句なしにイイ【試乗レポート】
執筆者: ライター/近藤暁史
韓国を代表する自動車メーカー、ヒョンデ。起亜(キア)などを含んだヒョンデグループはトヨタグループ、VWグループに次ぐ、世界第3位の規模を誇っている。日本とも関係が深く、1970年代に三菱自動車と技術提携を結んだり、2000年には日本法人を設立して上陸した。ドラマの影響もあって、ソナタが話題になったものの、販売不振で2010年に撤退。2022年に日本へ再上陸を果たし、販売モデルはアイオニック、コナ、ネッソで、EVに絞った特徴的な展開だ。4車種目となるインスターは初の小型車で、より幅広いランナップが完成した。社名は以前はヒュンダイが、2020年に現地読みのヒョンデに世界統一された。
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コンパクトながら存在感抜群! 細部の作りこみにも注目
迫力あるデザインを得意とするヒョンデがコンパクトカーを作るとどうなるのか気になったが、うまく凝縮して小さいながらも迫力、そして存在感を演出している。グレードは3つで、今回は最上級のラウンジを試乗した。
一見すると軽自動車に近いサイズ感だが、実際はひとまわりほど大きい。
フロント同様、ツルリとしたデザインをベースにSUVテイストをプラスしつつ、ライトの設置場所など、かなりユニーク。
SUVテイストも持ち合わせているだけにルーフレールを装着している。意外性にあふれた部分だ。
コンビネーションランプは上下に分かれていて、光り方も大胆。かなり個性的で後続車にアピールする。
ただ可愛いだけでないのは、細部のこだわった造形ゆえ。たとえば後輪まわりはブリスターフェンダーとして、マッスル感をプラス。
3つあるグレードで、ホイールのデザインはそれぞれ異なる。どれも先進的で斬新なデザインだ。
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この記事を書いた人
ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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