スバルから6代目となる新型フォレスターが登場して話題となっている。フォレスターは水平対向エンジンとシンメトリカルAWDを採用した独自の個性を持つミッドサイズクロスオーバーSUVで、今回の新型ではアグレッシブに変身したスタイリング、2.5Lストロングハイブリッドシステムや世界初のサイクリスト対応歩行者保護エアバッグの採用などにも注目が集まっている。スバルのグローバル販売を支える中核モデルはどのように進化したのだろうか。
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ワゴンの利便性とSUVの走破性を兼ね備えた「遊べるスポーツカー」
初代フォレスターは、インプレッサをベースに、ステーションワゴンの利便性とSUVの走破性を兼ね備えた「クロスオーバーSUV」として1997年2月に誕生。デビュー前から24時間世界速度記録に挑戦するなど走りのパフォーマンスにこだわり、クロスオーバーSUVカテゴリーで世界トップクラスのポテンシャルを目指すコンセプトは大きな支持を受けて、人気モデルとなった。
その後、ライバルメーカーからもさまざまなコンセプトのSUVが登場したが、フォレスターはライバルたちの動向に惑わされることなく、水平対向エンジンとシンメトリカルAWDを採用した低重心かつ安定した走りを磨き上げ、頑固に「走る・曲がる・止まる」という基本性能の向上を追求して進化してきた。
そのコンセプトを象徴するように、ピュアスポーツSUVを目指して開発した「Stb_STi」「Stb STi II」「Stb typeA」「STI II type M」、コンプリートカー「tS」もといったスペシャルモデルも登場。5代目では時代の変化に寄り添うように、水平対向エンジンと電動技術を組み合わせたパワーユニット「e-BOXER」も新開発された。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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