「最新バイクに視線釘付け」ホンダ、ヤマハ、スズキ、カワサキ…オートバイの祭典“モーターサイクルショー2025”でバイクライターが注目したモデルとは?
執筆者: ライター/安室淳一
【Kawasaki】進化を遂げたストリートファイター&スポーツツアラーに注目!
落ち着いた雰囲気のカワサキのブースには提携をしているイタリアのブランド「ビモータ」の車両も展示されていたが、注目したのは、発売されたばかりの大型モデル2台。まずは最新のスポーツツアラーの「Ninja 1100SX SE」。こちらは従来のモデルからよりツーリング性能をグレードアップさせたモデル。スポーティ&モダンなスタイリングに進化しつつも伝統を継承、パワートレインは、排気量アップとともに低中速域での走りも向上させた1098ccの水冷並列4気筒エンジンを搭載している。
また、先進の電子制御システムであるトラクションコントロールやクルーズコントロールにパワーモード、そしてスマートフォンコネクト機能も備え、さらにUSB Type-Cポートやグリップヒーター、ETC2.0も標準搭載し、ツーリングライダーのためのマシンに仕上げられていた。さらにSEには、ブレンボ製のフロントブレーキコンポーネントとオーリンズのリヤサスペンションが装備され、ワンランク上のスポーツライディングを楽しむことも可能だ。
そしてもう一台はアグレッシブなルックスが目を引くストリートマシンの「Z900 SE」で、軽量なボディにスーパースポーツモデルと同様のエキサイティングな走りを発揮してくれる948ccの水冷並列4気筒エンジンを搭載、それを操る優れたハンドリング性能も備え、街中、高速道路、峠道等、様々なシチュエーションにおいて爽快な走りを体感することが可能なバイクに刺激を求めるライダーにピッタリの一台。
この独特な外観は、“Sugomi”デザインと呼ばれ、シャープ&エッジなスタイリングとメタルパーツを組み合わせ、マシンに秘められた“凄み”を演出。外観とともに機能や装備も進化を遂げ、快適な走りをサポートしてくれる電子制御スロットルバルブとIMUの搭載をはじめ、クイックシフターやクルーズコントロール、そしてカワサキ初のスマートフォンアプリとの連携によって活用可能なターンバイターンナビゲーションも採用され、さらに足まわりにはブレンボ製のブレーキコンポーネントとオーリンズ製のリヤサスペンション備え、アグレッシブな走りにも耐える仕様となっている。
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ライター安室淳一
クルマ、バイク、自転車専門誌の編集を経てフリーランスに。現在は乗り物とそれに関連するギアやファッション、遊び方等を中心に、雑誌、WEB、カタログ、広告等で編集・執筆活動中。
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お問い合わせ:monomaxofficial@takarajimasha.co.jp
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