「1000円ちょいでこんなに豪華」ほたるいか×あおさ×たまねぎの三位一体が絶品すぎる…“天丼てんや”初夏限定メニューを実食レポート

1. 磯の豊かな⾹りで初夏の訪れを感じる

まずは、『海かぜ天丼』からいただいていきましょう。この天丼にのっているのは、5種の天ぷらです。定番の海⽼やいんげんをはじめ、季節感満載の3種がドドンと登場しています。

こちらは、上品な⽢みが特徴の⿅児島県産「⽩姫えび」。その名の通り、お姫様のように⼤切に育てられたこのえびは、強い⽢みと旨みが特徴的。殻ごと揚げてカリッとした食感も楽しく、噛めば噛むほどその良さが溢れてきます……！

定番の海老との食べ比べも面白いですね。定番のほうは、言わずとも分かるほど安定の美味しさ。ぷりっとした食感が◎です。

そして、柔らかく淡⽩な味わいの国産「太⼑⿂」。ほぼ箸の長さと同じサイズ感で、とにかく大きい！インパクト抜群ですよね。強い存在感を放ちながらも、味わいはあっさりとしているので、ほかの具材を邪魔しない謙虚な感じも魅力的です。ふっくらとした身が、軽やか！

太⼑⿂に並び、大きさが目立つのは、このかき揚げでしょう。富⼭県産の「ほたるいか」と、磯の⾹りがふわっと広がる「あおさ」、⽢みのある「たまねぎ」を合わせた一品です。3つの具材がお互いに引き立て合い、そのバランスはかなり絶妙！

特に、あおさの豊かに広がる磯の香りに、ほたるいかの複雑な味わい（甘みやほろ苦さ）がよく絡むんです。時おり感じられる玉ねぎの甘みが、全体のよいアクセントになっていました。まさに初夏ならではの⾷材と磯の⾹りが楽しめる⼀杯です。