まるでダークマター!? G-SHOCK 35周年記念「ビッグバンブラック」の吸い込まれるような黒に心奪われる!
新開発の塗装技術が漆黒を生み出した!
宇宙開闢──ビッグバン。
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そんな、途方もなくどでかいインパクトに相応しいスペシャルモデルが、今月9月上旬に登場します。G-SHOCK生誕35周年を祝した「ビッグバンブラック」5モデルです。
1983年の誕生以来、G-SHOCKが探求してきたタフネス。ご存知の通り、さまざまな先進テクノロジーで驚異的なタフネスを実現してきましたが、その力強さを表現するのがブランドカラーのひとつでもあるブラックです。35年目のアニバーサーリーのスタートとして登場した「ビッグバンブラック」は、その「カラー」に徹底してこだわっています。
粒子が塗料に混ぜ込まれており、これが光を乱反射させることで、視覚的に色や光沢感を抑え込むというもの。いわゆるつや消し加工が施されているわけですが、マット仕上げとは一括りにできないほど、落ち着きのある黒を表現しています。まさに光も色彩もない、「無」。光を吸収する様は、まるで宇宙空間を漂うダークマターです。
ここからは、ラインナップされた5モデルをご紹介していきます。
初代のDNAを受け継ぐ伝統のスクエアケース!
G-SHOCKを語るになくてはならないオリジン「5000」シリーズ。G-SHOCKのビッグバンは、まさにここから起こりました。
手元にあった「GW-M5600-1JF」と比べてみます(使用感があるのはご容赦ください)。
同じ環境下で撮影したこちらを見れば、今作で表現する「黒」の魅力がよくわかります。スタンダードな樹脂ケース&バンドを使った「GW-M5600」は特有の光沢感がありますが、「ビッグバンブラック」は無光沢の黒。フェイスカラーも抑えられており、防水性表示の代わりに、もうひとつのブランドカラーである赤で「SINCE 1983」と刻まれています。
質感の違いは、ベルトを見ても一目瞭然。あえて反射するように光を当てていますが、右の「GW-M5600」は素直に光沢しているのに対し、左の「ビッグバンブラック」は落ち着いたものです。
ちなみに素材の硬さや装着感も違います。「ビッグバンブラック」はとても柔らかく、吸い付くような質感。一方「GW-M5600」のほうは硬め。上の写真のように、水平に置こうとしても勝手に反ってきます。
ケース&ベルトを"ダークマター"なブラックに染めた一方、ゴールドIP処理を施した遊環やケースバックを起用することで煌めく銀河を表現。遊環には35を表現するスターマークを刻印。ケースバックには世界的に有名なグラフィックアーティスト、エリック・ヘイズによる35周年記念ロゴが刻まれています。また今作では、スクリューバック方式を採用しています。
(ケースバックにある"S"はサンプルであることを示すもので、実際の商品にはありません。以下同)
屋外にいても、太陽光を反射させずにいる様子は、実にクール。同じくマットなアウトドアウェアとも好相性です。
サイズ48.9×42.8×13.5mm●質量81g●耐衝撃構造●タフソーラー●20気圧防水機能●電波受信機能●ワールドタイム:世界48都市+UTCの時刻表示、UTCのダイレクト呼出機能●ストップウォッチ●タイマー●時刻アラーム5本・時報●バッテリーインジケーター表示●パワーセービング機能●フルオートカレンダー●12/24時間制表示切替●操作音ON/OFF切替機能●ELバックライト
マスターオブGからはMUDMASTERが参戦!
それぞれの道のスペシャリティを持つ「マスターオブG」からは、"陸の覇者"との異名を持つマッドマスターが参戦です。
特徴は、砂や泥、塵などの侵入を防ぎ、劣悪な環境下でも確実な動作を実現する防塵・防泥構造。さらには、方位と気温を的確に感知するツインセンサーも搭載しています。
方位計測を行っているところ。3時位置のボタンをプッシュすると即座にコンパスモードに移行し、秒針が北、上液晶画面が方位角、左下液晶画面が方角を示します。ギアのような、右下のモード表示もたまりません。
ケース外周部には、方位計測に役立つ360度目盛りを刻印。わずかに黄色みを帯びた、メタリックな質感が高級感を高めています。
綾織りのファブリックのような、特徴的なエンボスが施されたベルトのデザインも印象的。
2穴式ピンバックル仕様。裏側には、ケースとベルトの接続部の隙間を埋める羽根状フォームも採用されています。
サイズ56.2×55.3×17.3mm●質量94g●耐衝撃構造●防塵・防泥構造●20気圧防水機能●ワールドタイム:世界48都市+UTCの時刻表示●方位計測機能:16方位・方位の角度を計測、方位連続計測、ベアリングメモリー、磁気偏角補正機能、方位補正機能●温度計測機能●ストップウォッチ●タイマー●時刻アラーム5本・時報●電池寿命約2年●電池切れ予告機能●フルオートカレンダー●12/24時間制表示切替●操作音ON/OFF切替機能●LEDライト
迫力のビッグケースで"ビッグバンブラック"が映える!
先月、ネオンカラーの新作も登場した「GA-700」シリーズからも、ビッグバンブラックモデルがお目見えします。
このシリーズの魅力は、ギア感にあふれた極太の時・分針を採用した所。中心部には大きな切り欠きが設けられ、2針が回転することで噛み合うギアのような表情を演出します。色の使用も必要最低限に抑えているのも、魅力的です。
本体下部に大きなボタンを装備。プッシュでLEDライトが点灯し、暗所での時刻確認が容易になります。
ベルトは2穴式で、樹脂製バックルを採用。ケースバックはネジ止め式です。
サイズ57.5×53.4×18.4mm●質量75g●耐衝撃構造●20気圧防水構造●針退避機能●ワールドタイム:世界48都市+UTCの時刻表示、UTCダイレクト呼出機能、ホームタイムの都市入替機能●ストップウオッチ●タイマー●時刻アラーム5本・時報●電池寿命約5年●フルオートカレンダー●12/24時間制表示切替●操作音ON/OFF切替機能●LEDライト
3針の次世代スタンダードモデルからも!
アナログ針の新たなベーシックモデルとしてこの9月に発売開始の「GA-800」シリーズも、記念すべきスペシャルモデルのひとつに選ばれました。それだけ、大いに期待されていることの証でしょう。
G-SHOCKのアナログモデルは2針であることが多いのですが、こちらは秒針を含む3針タイプです。ケースデザインはタフさを感じさせながら、フェイスデザインはシンプルにまとめられています。大きさもミドルクラスで、幅広いユーザーやシチュエーションに活用できます。
本体下部のプッシュボタンは、文字盤のLEDライトを光らせるためのもの。
シンプル&スタンダードモデルらしく、1穴式の樹脂製ピンバックル仕様。遊環やケースバックのゴールドが、さりげない高級感を演出します。
サイズ54.1×48.6×15.5mm●質量65g●耐衝撃構造●20気圧防水機能●針退避機能●デュアルタイム●ストップウォッチ●タイマー●時刻アラーム5本・時報●電池寿命約3年●フルオートカレンダー●12/24時間制表示切替●操作音ON/OFF切替機能●ダブルLEDライト:文字板用LEDライト、LCD部用LEDバックライト
ギア感がたまらない秀逸フェイスデザイン!
さまざまなコラボレーション企画でベースとなってきた「GA-110」シリーズも、やはり今作のラインナップに加わってきました。
「GA-110」の魅力は、男心をくすぐるフェイスデザインにあります。歯車のような針やモード表示、中央リングの目盛り、五線譜のように溝の上で立体的に現したミニッツトラックなど、ギア感あふれる仕掛けが随所に施されています。上下には液晶画面を配置して情報量を増加。
ほどよい厚みもあり、主張のある存在感。ローレット加工を施したボタンも印象的です。
ベルトは2穴式の樹脂製バックル。ケースバックはネジ止め式です。
サイズ55×51.2×16.9mm●質量75g●耐衝撃構造●耐磁時計●20気圧防水機能●電波受信機能●針退避機能●ワールドタイム:世界48都市+UTCの時刻表示、ホールタイムの都市入替機能●ストップウォッチ●タイマー●時刻アラーム5本・時報●フルオートカレンダー●12/24時間制表示切替●LEDライト
いずれのモデルも、スペシャルパッケージが同梱。保管時も特別な気持ちになれます。
なお、特設サイトではG-SHOCK35周年記念モデルの最新ニュースや、5600シリーズをテーマにした世界各国の映像作品の視聴も楽しめますので、そちらもチェックしてみてください。
「ビッグバンブラック」は、記念すべき35周年企画の第一弾。お祭りは、まだまだ続きます。
カシオ計算機 お客様相談室
03-5334-4869
http://g-shock.jp/
取材・文・撮影/横山博之 写真提供/カシオ計算機
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