居住性と素材にもこだわったインテリアデザイン
それほど大きくないものの、しっかりと包みこんでくれるクッションのよさはボルボの持ち味のひとつ。デザインを変更して、さらにゆったり座れるようになった。
シートはウール30%と再生ポリエステルを70%使用したテイラード・ウールブレンドと、松脂と再生PETなどから作られたノルディコのコンビとなる。ボルボは2040年までに循環型ビジネスの実現を目指しているだけに抜かりはない。
コンパクトながら運転席まわりは収納も多いのがEX30の特徴でもある。上段のドリンクボルターは引き出すともうひとつ出てくる。
リアシートも前席同様の素材で、こちらも座り心地がいい。車内全体はスカンジナビアの常緑松林にインスピレーションを得たパインインテリアとなる。
後席にはUSBの充電ポートが2つ設置される。真ん中は窓の開閉スイッチでシンプルなデザインだ。
開放感あふれるパノラマガラスルーフはクロスカントリーとウルトラに標準装備となる。
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ライター近藤暁史
男だてらにお堅く学習院大学文学部国文学科卒。ファッション誌から一気に転身して、自動車専門誌の編集部へ。独立後は国内外の各媒体で編集・執筆、動画製作なども。新車、雑ネタを中心に、タイヤが付いているものならなんでも守備範囲。AJAJ(日本自動車ジャーナリスト協会)会員。自身のYouTubeチャンネル「こんどう自動車部」では、洗車・自動車のメンテナンスなどを中心に、クルマに関わる裏技を紹介中!
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